三芳町議会 > 2019-03-18 >
03月18日-議案質疑・討論・採決-05号

  • "行政不服審査法"(/)
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  1. 三芳町議会 2019-03-18
    03月18日-議案質疑・討論・採決-05号


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    最終取得日: 2021-09-17
    平成31年  3月 定例会(第2回)             平成31年第2回三芳町議会定例会議 事 日 程 (第5号)                        平成31年3月18日(月曜日)午前9時30分開議日程第 1 議案第18号 三芳町道路線の廃止についての撤回請求の件日程第 2 議案第19号 三芳町道路線の認定についての撤回請求の件日程第 3 議案第11号 三芳町空家等の適正管理に関する条例日程第 4 議案第12号 三芳町空家等対策協議会条例日程第 5 議案第13号 三芳町芸術文化のまちづくり条例日程第 6 議案第14号 三芳町公共施設マネジメント基金条例日程第 7 議案第15号 三芳町個人情報保護条例の一部を改正する条例日程第 8 議案第16号 三芳町立集会所条例の一部を改正する条例日程第 9 議案第17号 学校教育法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例日程第10 議案第18号 三芳町道路線の廃止について日程第11 議案第19号 三芳町道路線の認定について日程第12 同意第 1号 三芳町公平委員会委員の選任同意について日程第13 同意第 2号 三芳町監査委員の選任同意について日程第14 議案第26号 三芳町ゲートボール場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例日程第15 議案第27号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例日程第16 同意第 3号 三芳町副町長の選任同意について日程第17 同意第 4号 三芳町教育委員会委員の任命同意について日程第18 議案第28号 平成30年度三芳町一般会計補正予算(第6号)日程第19 議案第20号 平成31年度三芳町一般会計予算日程第20 議案第21号 平成31年度三芳町国民健康保険特別会計予算日程第21 議案第22号 平成31年度三芳町介護保険特別会計予算日程第22 議案第23号 平成31年度三芳町後期高齢者医療特別会計予算日程第23 議案第24号 平成31年度三芳町下水道事業会計予算日程第24 議案第25号 平成31年度三芳町水道事業会計予算日程第25 請願第 1号 辺野古新基地建設に関し、政府に対し沖縄の民意を尊重し誠実な協議を沖縄県             と行うことを求める意見書を国に提出することを求める請願日程第26 意見書第1号 食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書について日程第27 意見書第2号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書につい             て日程第28 意見書第3号 主要作物種子法の復活を求める意見書について日程第29 意見書第4号 国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書について日程第30 閉会中の継続審査日程第31 議員派遣について出席議員(13名)     1番   久  保  健  二  君      2番   増  田  磨  美  君     3番   鈴  木     淳  君      5番   細  田  三  恵  君     6番   小  松  伸  介  君      7番   岩  城  桂  子  君     8番   安  澤     豊  君      9番   井  田  和  宏  君    10番   本  名     洋  君     11番   吉  村  美 津 子  君    12番   細  谷  三  男  君     14番   内  藤  美 佐 子  君    16番   山  口  正  史  君欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席を求めた者の職氏名  町   長   林     伊 佐 雄  君   副 町 長   武  澤  安  彦  君  総合調整幹   太  田  秀  平  君   政 策 推進   百  富  由 美 香  君                          室   長  総 務 課長   大  野  佐 知 夫  君   財 務 課長   高  橋  成  夫  君  秘 書 広報   佐 久 間  文  乃  君   税 務 課長   細  谷  俊  夫  君  室   長  自 治 安心   前  田  早  苗  君   住 民 課長   落  合  行  雄  君  課   長  福 祉 課長   三  室  茂  浩  君   健 康 増進   池  田  康  幸  君                          課   長  こども支援   郡  司  道  行  君   環 境 課長   長 谷 川     幸  君  課   長  観 光 産業   鈴  木  義  勝  君   都 市 計画   近  藤  康  浩  君  課   長                   課   長  道 路 交通   田  中  美  徳  君   教育委員会   古  川  慶  子  君  課   長                   教 育 長  教育委員会   中  島  弘  恵  君   教育委員会   宇 佐 見  宏  一  君  教 育 総務                   学 校 教育  課   長                   課   長  教育委員会   金 井 塚  和  之  君   教育委員会   伊  東  正  男  君  生 涯 学習                   生涯学習課  課   長                   藤 久 保                          公 民 館長  上 下 水道   松  本  明  雄  君  課   長                                              本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   齊  藤  隆  男      事務局書記   小  林  忠  之  事務局書記   山  田  亜 矢 子 △開議の宣告 ○議長(岩城桂子君) おはようございます。  ただいま出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                                      (午前 9時30分) △議会運営委員長報告 ○議長(岩城桂子君) 去る3月15日に議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員長の報告を求めます。  小松伸介君。          〔議会運営委員長 小松伸介君登壇〕 ◎議会運営委員長(小松伸介君) おはようございます。去る3月15日に第2委員会室におきまして、委員総員出席のもと議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。  協議事項は、配付済みの議案第18号及び議案第19号の撤回請求の件、議案第26号から議案第27号、同意第3号から同意第4号、議案第28号及び意見書第1号から意見書第4号の11件に関する取り扱いの件であります。  議案第18号及び議案第19号の撤回請求の件については、本日の冒頭に一括で議題とすることとし、議案第26号から議案第27号、同意第3号から同意第4号及び議案第28号については、同意第2号の審議後に審議することといたします。  また、意見書第1号から意見書第4号については、請願第1号の審議後に審議することといたします。  以上のように決定いたしましたので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(岩城桂子君) お諮りいたします。  ただいま議会運営委員長の報告のとおり、本日の日程に議案第18号及び議案第19号の撤回請求の件、議案第26号から議案第27号、同意第3号から同意第4号、議案第28号及び意見書第1号から意見書第4号の11件を追加し、審議したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 異議なしと認めます。  よって、議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。 △議事日程の報告 ○議長(岩城桂子君) 本日の議事日程は、あらかじめ配付のとおりといたします。 △議案第18号 三芳町道路線の廃止についての撤回請求の件 議案第19号 三芳町道路線の認定についての撤回請求の件 ○議長(岩城桂子君) 日程第1、議案第18号 三芳町道路線の廃止についての撤回請求の件から日程第2、議案第19号 三芳町道路線の認定についての撤回請求の件までの2件を一括議題といたします。  町長へ撤回請求の説明を求めます。  町長。          〔町長 林 伊佐雄君登壇〕 ◎町長(林伊佐雄君) 皆さん、おはようございます。それでは、議案第18号 三芳町道路線の廃止について、議案第19号 三芳町道路線の認定についての撤回の件について説明いたします。  本件につきましては、廃止する道路において、一般通行者が存在していることが確認されたため、さきに提案しました議案第18号、第19号を撤回するものです。  以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩城桂子君) お諮りいたします。  ただいま説明がありましたとおり議案第18号及び議案第19号の2件について、撤回を許可することにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 異議なしと認めます。  よって、議案第18号及び議案第19号の2件について撤回を許可することに決定いたしました。 △議案第11号 三芳町空家等の適正管理に関する条例 ○議長(岩城桂子君) これより日程に従い議案審議を行います。  議案等に関する提案理由の説明及び議案説明は、さきに追加された議案等を除き、既に終了しておりますので、議事の整理上、議案ごとに質疑、討論、採決を行います。  日程第3、議案第11号 三芳町空家等の適正管理に関する条例を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。  11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  この条例の中に、例えば「特定空家等の所有者等から徴収することができる」とあります。この所有者がどこにいらっしゃるかわからない、そういう不明なときとか、そのようなときはこの徴収というのは、どのような方法でされていくのか、その点についてお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  まず、基本的には税情報等が見れることになっておりますので、税情報等で所有者のほうを確定していくという形になると思います。  以上です。
    ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) そうすると、その方が万が一見つからなかったときには、またそれにかかわる関係のところにそういった徴収が行くのか、今のお答えですと税のほうの徴収のほうからわかるというお答えだったので、その辺は、ではそこでそういう方が不明という場合というのはないというふうに捉えてよろしいのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  基本的には、例えば死亡されている場合等でも相続等が発生すると思いますので、相続権者に請求をしていくという形になろうと思います。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) そうすると、現在空き家でなかなかその所有者がどこにいらっしゃるかわからないという例もありますけれども、そうするとこの条例をつくることによってそういった不明な点は、解明されていくというふうに捉えてよろしいわけでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  基本的には解明するように進めていければと思っております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) そうすると、土地の所有者の方もわからない、または建物の所有の方もどこにいらっしゃるかわからないという場合に、今はなかなか対策ができない場合、この条例によってその建物とか危険性が及ぶものについては、町のほうでそういった安全面というのは確保していくような、そういう方向で進んでいるというふうに考えてよろしいでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  条例の9条、緊急安全措置、10条、警備の措置ということで条例の中に盛り込んでおりますので、危険を回避するための条例と思っていただいて結構です。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第11号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 △議案第12号 三芳町空家等対策協議会条例 ○議長(岩城桂子君) 日程第4、議案第12号 三芳町空家等対策協議会条例を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。  5番、細田三恵さん。 ◆5番(細田三恵君) 5番、細田です。  条例の第3条の中の「協議会は、町長及び委員8名以内をもって組織する」とございますが、この5番のほうに「委員は次に挙げる者のうちから町長が委嘱する。1、町民、2、学識経験を所有する者、3、その他町長が必要と認める者」とございますが、こちらの内訳、人数がわかりましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 自治安心課長。 ◎自治安心課長(前田早苗君) お答えいたします。  まだ詳しくは決まっていないのですけれども、今の段階で想定できる方に関しましては、まず町民のところが、区長会の方々。学識経験を有する者、司法書士さんであったり建築士さん、あと不動産の関係の団体の方。その他町長が認める者というところで、警察、消防、あと公募の委員さんという形で考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第12号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 △議案第13号 三芳町芸術文化のまちづくり条例 ○議長(岩城桂子君) 日程第5、議案第13号 三芳町芸術文化のまちづくり条例を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。  2番、増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 2番、増田です。  この条例の中の第8条、財政上の措置というところで、「町は、芸術文化に関する施策を実施するために必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとする」とありますが、この施策は、具体的にどのようなものを考えていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長(金井塚和之君) お答えいたします。  現在アウトリーチ等の事業を行っておりますが、そういったものを含めて、今後新しい事業に関しても財政上の措置を行っていければと考えております。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 2番、増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) では、今後考えていく新しい事業も入るということでお伺いをいたしました。  次に、9条なのですけれども、三芳町芸術文化推進基本計画というものがあります。この基本計画というのは、例えば何年ごとに見直しを図るとか、そのままずっとであるとか、そのようなことはどのようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長(金井塚和之君) お答えいたします。  まず、来年度策定に入りまして、もちろんでき上がりましたら見直しが必要になるかと思いますので、その都度、何年ごとに見直しという形は、ちょっとまだ考えておりませんが、その都度そういう形で見直していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 2番、増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) そうしましたら、その都度何か考えたことがあるときに見直しを図っていくということでお伺いをいたしました。  次に、第10条の中の2で「三芳町芸術文化推進会議の組織運営」というふうにあります。こちらのほうは、どのように定めていかれるのかについてお伺いをいたします。 ○議長(岩城桂子君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長(金井塚和之君) こちらの運営組織に関しましては、要綱等において定めて運営していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 2番、増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) そうしましたら、これにつきましては今後要綱など、それから規則などで定めていくということでよろしいのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長(金井塚和之君) そのとおりでございます。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。  3番、鈴木淳君。 ◆3番(鈴木淳君) 鈴木です。  今質問があったところなのですけれども、第9条と絡めまして、芸術文化推進基本計画は来年度策定ということで、この策定に関しては、第10条の三芳町芸術文化推進会議によって策定されると思うので、順番的には来年度早々にでも要綱のほうで三芳町芸術文化推進会議を設置して、その後推進基本計画を策定していくということでよろしいでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長(金井塚和之君) そのとおりでございます。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。  5番、細田三恵さん。 ◆5番(細田三恵君) 5番、細田です。  今のところでもう一度質問させていただきたいと思います。第10条のほうに「三芳町芸術文化推進会議を置く」とございますが、その文化推進会議のメンバーが、もし大体の枠がお決まりでしたら教えていただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長(金井塚和之君) お答えいたします。  現時点で考えている候補は、大学教授、また町内の企業です。それから町内の伝統芸術者あとアーティスト、音楽関係の方と住民というふうな形で考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 5番、細田三恵さん。 ◆5番(細田三恵君) 5番、細田です。  ということは、全体的に大体何名ぐらいを想定されていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長(金井塚和之君) 5名を考えております。  以上です。5名です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。  2番、増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 2番、増田です。  第5条のところに「町民は、基本理念にのっとり文化を創造し、享受し、及び継承する役割を果たすよう努めるものとする」とあるのですが、これで文化を考えて学んで、そしてつなげていくということだと思うのですけれども、この中に広げるということが入っていないのですけれども、そういった意味合いもこの中には含まれているのかどうかについてお伺いをいたします。 ○議長(岩城桂子君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長(金井塚和之君) そういった意味合いも含まれていると考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。  3番、鈴木淳君。 ◆3番(鈴木淳君) 鈴木です。  先ほど5番議員のほうから質問あった推進会議の内容ですけれども、たしかもう既に町には文化協会というのがあると思うのですけれども、こちらの文化協会とも絡みを持って、例えば会長さんにこの会議に入ってもらうといったような考えもあるのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長(金井塚和之君) 先ほどは現時点の考えですので、今後検討させていただいて、そういったことも必要であれば、文化協会の会長さんにも入っていただくような形になるかと思います。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。 ○議長(岩城桂子君) 討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第13号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 △議案第14号 三芳町公共施設マネジメント基金条例 ○議長(岩城桂子君) 日程第6、議案第14号 三芳町公共施設マネジメント基金条例を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。  11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  この公共施設マネジメントについてお伺いいたしますけれども、これは公共施設マネジメント第1期アクションプランが作成されましたけれども、ここに基づいた基金というふうに捉えてよろしいのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  アクションプランは、今後の10年間の修繕計画でございます。もととなっております公共施設マネジメント基本計画、こちらの財源対策として基金の設置等をうたわれているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) この公共施設マネジメントの第1期アクションプランの中には、施設の統廃合ということがうたわれておりますけれども、この公共施設マネジメント基金条例の中でも、それが入った基金というふうに捉えてよろしいのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  マネジメント基金条例の中には、統廃合等は一切うたわれていないところでございます。今後の保全とか工事に必要な経費、こちらの財源に充てるための目的の基金設置でございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  先ほども言いましたけれども、私は公共施設マネジメントアクションプランに基づいたところから来ているのかということでお聞きしたのですけれども、そうするとこの中の基金については、施設の統廃合とは関係ないということでよろしいわけですね。 ○議長(岩城桂子君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  あくまで今後にやはり多額の公共施設の修繕、更新等費用がかかることを見据えて、この基金を設置して財源を確保していきたいという目的でございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) そうすると、先ほどもお尋ねしましたけれども、この公共施設マネジメント基金条例の中にはそういった施設の統廃合とか、そういうことは考えられていないと。  それから、2点目にお聞きしたいのは、この第1期アクションプランの中ではPFI、民間委託、そういったことがうたわれておりますけれども、これで今まで町が管理運営をしていたものを指定管理、または委託のほうに移行するということがうたわれていますけれども、そういった方向の基金なのかどうかお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 吉村議員に申し上げます。  今回のこの議案は、基金条例に対する質疑を今受けておりますので、その件について質疑をお願いします。  11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) ですから、私は、公共施設マネジメントの基金だから公共施設マネジメントということについてお伺いしているわけです。そういった統廃合とか、そういうことが入っているのか。またはPFIにそういった方向の民間のほうに指導が行っている、そういったアクションプランになっているので、そういったもとからの基金なのですかと。基金の内容についてお伺いしていますので、その点にPFIや民間指導のほうのそういった基金になるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 吉村議員に申し上げます。  今回は、この基金の目的について説明をしておりますので、そのことを受けてください。          〔「内容について、そういう方向にしたんですかって聞いているんです」            と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  公共施設マネジメント基金条例の目的を申し上げます。第1条のほうでうたわれているとおり、公共施設の保全及び更新に必要な経費の財源に充てるため三芳町公共施設マネジメント基金、こちらを設置をする目的でございます。施設の方向性につきましては、以前からマネンジメント基本計画及び修繕計画に関しては、アクションプラン等でうたっているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  ですから、基金に対しては反対ではないのです。先ほど課長がおっしゃっていたように、公共施設の保全及び更新に必要な経費の財源に充てるためという、そのところは基金で設置していくのはいいことだと思うのです。ただ、公共施設マネジメントの中身がそういった統廃合とかPFI方式に行ってしまうとか、それからPFI方式に行けば、当然職員が減らされていくのです。そういった中身のものについての基金であれば、やっぱり中身に対しては賛成できませんので、そこがそういったことに関係ないということであれば賛成をしますけれども、関係があるとしたら問題だということです。 ○議長(岩城桂子君) 吉村議員、何度も申し上げていますけれども、今回はこの基金条例に対することでございますので、そのマネジメントの部分とまた違いますので、そこをわきまえていただければと思います。  16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 山口です。  基金なのですが、今の計画段階で、年度末で結構なのですが、平均でどのぐらい、あるいはマックスでどのぐらいを見込んでいらっしゃるのか。目標で結構なのですが、お願いします。 ○議長(岩城桂子君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  三芳町公共施設マネジメント基本計画において財産の売却とか、あともしくは貸借に移ることで捻出された資金、または借地解消によってのコスト軽減分を基金に積み立てするということで、財源確保として考えられる方法として記載されているところでございますが、実際、来年度の当初予算編成後の財政調整基金、こちらは平成30年度と比較して、31年度は約9,000万円ほどの増額となったところでございますが、第5次総合計画達成目標であります平成31年度末において標準財政規模、こちらの9%以上目標には約2億円の不足。あと、一つの目安とされております10%、こちらに対しては約3億円弱の不足が今されている状況でございます。平成30年度のこれ後の決算剰余金が確定次第、補正予算において前年度繰越金を決算剰余金に計上し、歳出との調整を図りながら財政調整基金、こちらにも目標の9%、10%を超えるように積み立てていきたいと思いますし、当然公共施設マネジメント、こちらの設置基金を上程しているところでございますので、こちらの積立金も見ながら判断していきたいところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 16番、山口です。  基金の目的というか、大体わかるのですが、ただやっぱり公共施設の修繕とかはかなり大きな金額がかかってくるので、どうしても調査に頼らざるを得ない部分が出ると思うし、それが問題あるわけではなくて、そうするとこの基金の使い道なのですが、余り大きな改修に使えるほどの基金が、積み立てるかどうかちょっと疑問なので、そうするとこの基金の使い方というのはどういう範囲なのか。かなり少額で、少額といっても何千万単位なのかもしれないですけれども、その程度ではないかと思うのですが、そうするとあえてこの基金を設置する意味というのは、どこにあるのかなというのがちょっと疑問なところなのですが、そこについてご答弁をお願いします。 ○議長(岩城桂子君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  今後の取り崩しを考えているところ、使い方なのですが、今アクションプラン、この前設置させていただきましたが、ここで一定の基準額というのを設けております。延べ床面積と、あと金額と、それ以上のものをアクションプランに盛り込んで平準化を図ってプランをつくっているところでございます。ここの基準金額に満たない修繕とか、あとやはり地方債だけに頼らず、やはり充当率というのものがございます。基本的に75%なのですが、その部分の充当の残の部分、こちらの一般財源の部分にこちらの基金を充てて、余り後世に負担の残らないような使い道も考えていきたいと考えてございます。目的、今後多額の費用がかかるのは目に見えているところでございますので、先ほどの答弁と繰り返しますが、財政調整基金等のこのバランスを見ながら、後の負担費用を軽減するためにも、こちらの基金のほうに積み立てていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 16番、山口です。  今の町の公共施設見ますと、かなり老朽化しているというのは事実です。ただ、毎年毎年細かい修繕を行っていくことで、延命措置はかなりとられるのもご存じだと思います。大きな改修だとか修繕に関しては、当然町債等で行うことになると思うのですが、年間の、例えば毎年毎年、例えばこの庁舎であれば、壁の塗り直しは大体16年から13年ぐらいに1回だと思うのですが、というふうに推奨されていますが、そういったもの、それから特に毎年毎年やるべきことは、このクラックが入ったものの補修なんかは、当然継続的にやっていくことによって後々の負担がかなり低くなることは、これは明白なのです。ですから、そういうものに使いやすいような基金として運用していただきたいと思いますが、いかがでしょう。 ○議長(岩城桂子君) 財務課長。
    ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  今議員よりクラックとか庁舎の管理関係をお話しいただいたわけでございますが、今アクションプラン、こちらの平準がかった修繕計画においては、庁舎に関しては、下期で2024年から2028年の5年間で、こちら約6億5,000万円の修繕をアクションプランのほうで設定しているところでございます。細かくその都度修繕等をできる箇所はしていくつもりでありますが、外壁に関しては、まとめて足場等を組む等の関係もございますので、上期、アクションプラン10年のうちの後半の5年間、こちらで今アクションプランを設定して、そちらに向けても基金等を活用していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 16番、山口です。  最後にしますが、ちょっと誤解があるようで、クラックの修繕、毎年行ったからと足場組む必要ないのです。クラックの修繕だけだったら。そこにどういう形で修繕するかは別で、上からつるして職人がやっているのは、私のところもマンションですから、そういう形でできるので、大きな足場を組むというのは、当然のことながら、外壁塗装とか大きな工事に限ります。それは10年だとか13年、先ほど申し上げたとおりの間隔でいいのすが、その毎年細かくやるものに関して、やり続けることによって延命化が確実に行われるので、ちょっとそういう観点でもこの基金の運用をお願いしたいなと思いますが、いかがでしょう。 ○議長(岩城桂子君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  先ほどアクションプランにおいて、一定の面積と金額等でアクションプランに基準を設けて盛り込んでいるところでございますが、それ以下の修繕関係、こちらのほうには毎年その都度対応しているところでございますが、そちらにも基金を活用して、先ほどのを繰り返しますが、財政調整基金とのバランスもございます。なるべくこちらの基金を先を見越して詰めるような努力はしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  私の先ほどの質問は、公共施設マネジメントは、公共施設マネジメントアクションプランにかかわることだと思って、それで質問をしました。でも、課長のほうではそうではないということで、更新とかそういった修繕とかそういうことで、アクションプランとはかかわりがないというふうにこちらは判断したので、ところが今の質問を聞いていますと、課長のほうではそのアクションプランに基づいたものというふうに私は回答がとれたのですけれども、もう一度お聞きします。アクションプランの中には、例えば統廃合として北永井児童館、それから竹間沢児童館、これを廃止して藤久保児童館に1つにするということがあります。そういった目的のための私は基金なのか、そういった統廃合があるのかと先ほどお聞きしました。それはないというお答えでしたので、ですから私は、この公共施設マネジメントというのは、統廃合を進めるものではないなというふうに判断したのですけれども、今の質問のやりとりで、そういった北永井児童館、竹間沢児童館が廃止されるのではないかという危惧がありますけれども、その辺については、こういった統廃合とか、先ほど言ったPFI方式に行くとか、そういったことが含まれての基金なのか、それとも先ほど答えていただいたように、そこのそういったものに使う基金ではないのか、その辺について再度お伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) お答えいたします。  先ほど山口議員とのやりとりの中では、この後のアクションプランの修繕の話で私のほうは答弁させていただきました。公共施設の長寿命化を図る更新等、その費用の関係でこの基金をつくっていきたい、そういう意味で答弁したものでございます。ですので、この基金の目的は、先ほどのを繰り返しますが、今後予定されております保全及び更新に必要な財源、こちらを確実に基金に積んでいきたいということで設置をする目的でございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第14号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 △議案第15号 三芳町個人情報保護条例の一部を改正する条例 ○議長(岩城桂子君) 日程第7、議案第15号 三芳町個人情報保護条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第15号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 △議案第16号 三芳町立集会所条例の一部を改正する条例 ○議長(岩城桂子君) 日程第8、議案第16号 三芳町立集会所条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第16号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 △議案第17号 学校教育法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例 ○議長(岩城桂子君) 日程第9、議案第17号 学校教育法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。  2番、増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 2番、増田です。  この第3条の中でご質問いたします。この中で、第10条の第3項5号に、ここを加えていくという内容はわかります。次の(10)で「5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者であって、町長が適当と認めた者」というところなのですけれども、これはここのところだけを変えるということで、放課後児童支援員の資格等などは、2014年の厚労省令の関係というか変更はないのかについてお伺いをいたします。 ○議長(岩城桂子君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) お答えいたします。  この条例は、これまで放課後児童支援資格の学歴要件が高校卒業以上となっておりましたが、その学歴をお持ちでない場合でも、この条項が追加されることで支援資格を得ることが可能となっております。この条例は、町内の放課後児童クラブの運営基準を定めるものであることから、町内在住者ではなく在勤者について適用されるものです。そのため、町内学童保育室に勤務される方の職歴により判断することとなります。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 2番、増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) そうしますと認定資格研修、この学童指導員になる資格研修などは、今まで受講されてなっていたと思うのですけれども、そういったことも変更はないということでよろしいのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) こちらの10条なのですが、今まで高校以上ということだったのですが、緩和されたことによってでございます。町でも臨時職員の方含め、計画的に資格取得に必要な研修を受講できるようにしており、放課後児童支援員の確保に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 2番、増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 最後に確認させていただきます。そうしましたら、ここの部分だけであって、そのほか三芳町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例に変更はないということでよろしいのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) こども支援課長。 ◎こども支援課長(郡司道行君) 特に変更はございません。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第17号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 △同意第1号 三芳町公平委員会委員の選任同意について ○議長(岩城桂子君) 日程第12、同意第1号 三芳町公平委員会委員の選任同意についてを議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論は人事案件のため省略いたします。  採決を行います。  同意第1号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、同意第1号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 △同意第2号 三芳町監査委員の選任同意について ○議長(岩城桂子君) 日程第13、同意第2号 三芳町監査委員の選任同意についてを議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論は人事案件のため省略いたします。  採決を行います。  同意第2号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、同意第2号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 △議案第26号 三芳町ゲートボール場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 議案第27号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例 同意第3号 三芳町副町長の選任同意について 同意第4号 三芳町教育委員会委員の任命同意について 議案第28号 平成30年度三芳町一般会計補正予算(第6号) ○議長(岩城桂子君) 日程第14、議案第26号 三芳町ゲートボール場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例から日程第15、議案第27号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例、日程第16、同意第3号 三芳町副町長の選任同意についてから日程第17、同意第4号 三芳町教育委員会委員の任命同意について及び日程第18、議案第28号 平成30年度三芳町一般会計補正予算(第6号)の5件を一括上程いたします。  提出者に提案理由の説明を求めます。  町長。          〔町長 林 伊佐雄君登壇〕 ◎町長(林伊佐雄君) それでは、追加議案として提案いたしました議案第26号、議案第27号、同意第3号、同意第4号、議案第28号についてまでを一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第26号 三芳町ゲートボール場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、北松原土地区画整理事業区域内の地番変更に伴い、同区域内にある浅間後ゲートボール場所在地の条例表記を改める必要があることから、本条例の改正をしたく提案するものです。  次に、議案第27号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例につきましては、人事院規則の一部改正に伴い、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し、必要事項を定めるため提案するものです。  次に、同意第3号 三芳町副町長の選任同意については、現副町長の武澤安彦氏が、平成31年3月31日をもって退任するため、新たに内田浩明氏を選任することについて同意を得たく提案するものです。  次に、同意第4号 三芳町教育委員会教育委員の任命同意については、現委員であります長野真寿美氏が平成31年3月31日をもって任期満了となりますが、引き続き再任いたしたく提案するものです。  次に、議案第28号 平成30年度三芳町一般会計補正予算(第6号)につきましては、ふるさと納税寄附謝礼、風疹に関する追加的対策経費、プレミアム付商品券事務経費、体育館床改修工事設計業務委託料、まちづくり寄附基金及び公共施設マネジメント基金への積立金です。これらに伴う財源につきましては、国庫支出金、寄附金、繰入金で措置いたします。  詳細については、引き続き担当課長から説明申し上げますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 続いて、担当課長に議案説明を求めます。  議案第26号について、福祉課長。 ◎福祉課長(三室茂浩君) 議案第26号 三芳町ゲートボール場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  本条例は、北松原土地区画整理事業の換地処分に伴って地番変更が行われたことから、同区域内にある浅間後ゲートボール場の所在地表記を変更するものでございます。  新旧対照表をごらんください。条例第2条別表の項目6に定める現行の位置、三芳町大字藤久保3815番地1及び三芳町大字藤久保3816番地を、三芳町大字藤久保6584番地及び三芳町大字藤久保6585番地、三芳町大字藤久保6586番地に変更するものです。  よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(岩城桂子君) 議案第27号について、総務課長。 ◎総務課長(大野佐知夫君) 議案第27号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の概要につきまして説明申し上げます。  平成30年7月に働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律が公布され、民間労働法制において長時間労働の是正の措置が講じられたところでございます。また、国家公務員においては、平成30年8月に人事院から公務員人事管理に関する報告が示され、超過勤務命令を行うことができる上限の措置を講ずるとされました。それを受けまして、先月2月に人事院規則の改正が行われまして、これに伴い本町も同様に勤務時間以外の時間における勤務に関し、その上限等について必要な事項を定めるものでございます。  改正条例の内容につきましてご説明いたします。新旧対照表をごらんください。職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例第8条第2項は、正規の勤務時間以外の時間において勤務命令をすることができる旨の規定でございますが、その次に第3項を加えまして、当該正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し、必要な事項を規則に委任して定めるものでございます。  改正規則の主な内容についてご説明いたします。配付いたしました規則をごらんになっていただくとともに、資料の「職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例」にかかる時間外勤務命令の上限についてという資料をごらんください。1の時間外勤務命令の上限についてに記載のとおり、時間外勤務命令は、(1)のとおり、一月において45時間かつ年間360時間の範囲内で命令するのが基本となります。ただし、(2)のとおり他律的業務、他律的業務といいますのは、下段2に記載のとおり、業務の量や時期等を自律的に管理することができない業務となっておるところでございます。これらの業務に従事する部署の職員については、一月において100時間未満かつ年間720時間以下、ただし45時間を超える勤務ができる月を6月としまして、二月から六月までの平均時間外勤務時間を80時間以下とするものでございます。勤務上限の具体的なイメージや(3)の他律的業務部署から通常業務部署に異動した職員の時間外勤務上限等につきましては、裏面の図をごらんになっていただきたいと思います。  なお、当該時間外勤務の上限の例外措置としまして、大規模災害や緊急突発的な業務等に従事しなければならなくなった場合については、この上限を超えることを許容するものでございますが、この場合には、職員の健康に配慮しなければならない義務が時間外勤務手当に関する要因の整理、分析、検証措置等をしなければならないということになるところでございます。  以上が職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の内容でございます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(岩城桂子君) 次の同意第3号及び同意第4号の2件については、人事案件のため説明は省略いたします。  議案第28号について、財務課長。 ◎財務課長(高橋成夫君) 議案第28号 平成30年度三芳町一般会計補正予算(第6号)についてご説明いたします。  本補正予算については、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ3,245万8,000円を追加し、予算の総額を126億1,497万3,000円とするものです。  5ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費補正についてご説明いたします。まず、住民サービス事業については、本補正予算に計上しておりますプレミアム付商品券事業に伴うシステム改修業務委託、風疹に関する追加的対策事業に伴うシステム改修業務及び電算処理委託として議決をいただいた後、翌年度に係る事業となることから繰越明許費を設定するものです。  次に、プレミアム付商品券事業ですが、本補正予算、社会福祉総務費に計上しております臨時職員賃金等を議決等をいただいた後、翌年度に係る事業となることから、繰越明許費を設定するものです。  次に、予防接種事業ですが、同じく本補正予算に計上しております風疹に関する追加的対策事業として議決をいただいた後、翌年度に係る事業となることから繰越明許費を設定するものです。  次に、中学校施設整備事業ですが、一般会計補正予算(第3号)において議決いただきました中学校屋上フェンス等改修工事において、工期延長申請の提出により当該工期が翌年度に係ることから繰越明許費を設定するものです。  次に、体育施設整備事業については、本補正予算に計上しております体育館床改修工事設計業務委託を議決いただいた後、翌年度に係る事業となることから繰越明許費を設定するものです。  続きまして、歳入についてご説明いたします。11ページをお願いいたします。款13国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、節1総務管理費補助金、プレミアム付商品券事務費補助金261万円ですが、消費税率10%への引き上げが低所得者及び子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることを目的としたプレミアム付商品券関連事業事務費に対する補助金を措置するものです。  目3、衛生費国庫補助金、節1保健衛生費補助金、感染症予防事業費等補助金346万5,000円ですが、風疹に関する追加的対策事業としての補助金を措置するものです。  款16寄附金、項1寄附金、目2総務費寄附金、節1総務管理費寄附金1,000万円ですが、今年度のふるさと納税寄附金の増額が見込まれるため措置するものです。  款17繰入金、項1基金繰入金、目1基金繰入金、節1財政調整基金繰入金1,252万2,000円ですが、本補正予算の財源として財政調整基金を取り崩すものです。  節4清掃施設建設基金繰入金118万1,000円ですが、三芳町公共施設マネジメント基金条例不足による4月1日廃止に伴い、公共施設の修繕等に活用できる公共施設マネジメント基金への積み立てをするため清掃施設建設基金を全額取り崩すものです。  節5生涯学習施設整備基金繰入金268万円ですが、清掃施設建設基金繰入金と同じく公共施設マネジメント基金へ積み立てをするため、生涯学習施設整備基金を全額取り崩すものです。  続きまして、歳出についてご説明いたします。12ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目6企画費、節8報償費、ふるさと納税寄附謝礼400万円、節12役務費、手数料150万円ですが、ふるさと納税寄附の謝礼等の経費を措置するものです。  目7電算処理費、節13委託料、電算処理委託料172万8,000円ですが、風疹に関する追加的対策としてのクーポン券の作成業務委託経費を措置するものです。システム改修業務委託料302万4,000円ですが、風疹に関する追加的対策に伴うシステム改修業務委託及びプレミアム付商品券事業に伴うシステム改修業務委託経費を措置するものです。  款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費45万円の補正額ですが、プレミアム付商品券事業の実施に当たり臨時職員賃金等を措置するものです。  款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費681万5,000円の補正額ですが、2月1日に公布施行となった予防接種法施行令の一部改正により、風疹に関する追加的対策事業が位置づけられたことによる経費を措置するものです。  款10教育費、項5保健体育費、目2体育施設費、節13委託料、体育館床改修工事設計業務委託料108万円ですが、総合体育館アリーナ床板の剥離による改修工事設計業務委託料を措置するものです。  13ページをお願いいたします。款12諸支出金、項1基金費、目7まちづくり寄附基金費、節25積立金1,000万円ですが、歳入でご説明いたしましたふるさと納税寄附金を積み立てるものです。  目8公共施設マネジメント基金費、節25積立金386万1,000円ですが、歳入でご説明いたしました清掃施設建設基金、生涯学習施設整備基金の全額を公共施設マネジメント基金へ積み立てるものです。  以上が補正予算の概要でございます。ご審議のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 以上で、ただいま議題となっている5件に関する提案理由及び議案の説明は終了しましたので、続けて議案ごとに質疑、討論、採決を行います。  日程第14、議案第26号 三芳町ゲートボール場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第26号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  日程第15、議案第27号 職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。  11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  この条例は、国会のほうで昨年働き方改革関連一括法が成立しましたけれども、それにかかわる内容なのかどうかお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 総務課長。 ◎総務課長(大野佐知夫君) 先ほど概要で説明しましたとおり、関係法案が公布されたところでございます。それと同様の内容で時間外勤務、地方公務員に関しても同じような上限を定めるというような内容でございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  この説明の上限についての先ほどの資料の(2)で、他律的部署に勤務する職員ということでありますけれども、当町はここに該当する、そういった職員は今後あるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 総務課長。 ◎総務課長(大野佐知夫君) お答えいたします。  他律的業務というのは、ご説明しましたとおり、任命権者あるいは所属長が判断して、いろいろ時間外を変えることができない業務ということでございます。そういったことで、本町として考えられるのは、基本的にはまず今回ございます統一地方選挙、これにつきましては、期日前投票が夜8時まで続くということがございます。そういったことがございますと、月の勤務時間が45時間以上になってしまうということが現実的なものでございます。そういったものが他律的業務というふうに当たるものと理解しておりますので、実際そういった他律的業務が発生するということはあり得るというふうにご理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 先ほど言いました他律的部署に勤務する職員というのは、一月について100時間未満を認めるということで、2から6カ月平均で8時間以下、1年においては720時間以下ということで、これは6カ月以内に限るものでありますけれども、そうすると今のお答えですと、そういった統一選挙のときにはあり得るけれども、通常の職務については、こういった80時間を超えるような、そういったものについてはないというふうに捉えてよろしいのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 総務課長。 ◎総務課長(大野佐知夫君) お答えします。  31年度を想定した場合に、ほかにはなかなか考えづらいところでございますけれども、今後各課のヒアリングを実施しまして、どうしても他律的業務で45時間を超えてしまうところがあるのだというようなお話があれば、それは他律的業務が発生する部署として指定しまして、こういったことを許容するというような形になろうかと思いますが、現状ではまだヒアリングをしていない時期でございますけれども、基本的にはないのかなと理解しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  皆さんもご存じのように、月80時間以上残業をするともう病気になるということは、厚生労働省が立証していますので、そうすると当町においては、限度額というのは、1カ月に45時間以内の残業、ここがほとんどということで、先ほど言ったように、統一選挙とかまれなときには45時間を超えることがあるかもしれないけれども、通常の仕事だと45時間以内でやっていくという、これが今回の条例の基本となっていくのかどうか、その点についてお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 総務課長。 ◎総務課長(大野佐知夫君) お答えいたします。  今までの現状の統計をとりましても、なかなか45時間を超える勤務をするということは、まれでございまして、基本は、この上限を守っていただくというのが基本でございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 16番、山口です。  今回の改正で残業時間がかなり厳しく管理していかなければいけないというのはわかるのですが、現実的に、これは前からそうなのですが、残業というのは、あくまでも残業命令によって発生するということで、残業命令書がないと普通一般的には残業できないはずなのですが、現場でそれが徹底されているかどうか、ちょっと確認しておきたいので、お願いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 総務課長。 ◎総務課長(大野佐知夫君) それにつきましては、行政改革等に関する中で、職員に対してしっかり管理職が残業命令をして、それに対して残りなさいというような話を言っているわけでございますが、実際それぞれの職員がどうしても勤務をする中で、突発的に残業をしなければならないことも発生しているのは事実でございます。  また、管理職自身が管理職として時間外に残って仕事をしているという状況も、現実的にはあるというのが実情でございますが、今後につきましては、これらを徹底して、さらにそういった勤務命令に基づく仕組みに、さらに変えていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 山口です。  命令書に関しては、徹底していただきたいというのがまず1つ。それからもう一つ疑問なのが、他律的部署に勤務する職員で、今の選挙の場合なんかは事前にわかっている話なのですが、いわゆる突発的に発生したもの、そのときに上司がいない場合があると思うのですが、その場合の処置として、その残業命令書というのは、どういうふうに処置されているのかお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 総務課長。 ◎総務課長(大野佐知夫君) 時間外命令の規則に関しては、そういったものはなかなか想定という形では載っていないところでございますが、運用としてはどうしても、そういった災害等が起きたりとすれば、あるいは交通事故とかになれば、残らざるを得ないということに関しては、当然残っていただくといった中で、事後でそれらについては処理するというような形にならざるを得ないと思っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 3番、鈴木淳君。 ◆3番(鈴木淳君) 鈴木です。  先ほどから残業時間のほうは、基本的には残業命令書のほうの時間で決まり、また職員によっての自己申告で実際の残業時間が計算されるのかなと思うのですけれども、命令書と実際の残業時間というか、残って仕事をやっている時間がずれがないことが一番大事だと思うのです。数字上の上限と、あと現実が違ってはいけないと思うのですけれども、その現状をしっかりと、実際どのくらいかというのを把握するようなことは、町のほうでは考えているのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 総務課長。 ◎総務課長(大野佐知夫君) お答えします。  それにつきましては、毎週水曜日がノー残業デーという形になってございまして、それに対してその日に職員が残っている場合ですとか、そういったものに関しては、総務課のほうでチェックをしております。定期的に部署内を回りまして、きょう何で残っているのだといような話を伺いまして、どうしても事情がある場合はしようがないと。そうではない場合は、帰りなさいというようなことをお話をしているところでございます。それらにつきましても、今後これらが上限が定まった以上、しっかり管理してまいりたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  もう一度確認させていただきます。一応説明にもありましたけれども、100時間未満とか、そういった8時間以下とかありますけれども、当町においては、1カ月について45時間以下、その通常の職務については、それを堅持していく限度だというふうに捉えてよろしいでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 総務課長。 ◎総務課長(大野佐知夫君) お答えします。  その45時間が他律的業務に勤務する以外の者は、守らなければならないということでございますので、例えば勤務時間がふえて30時間になっているというようなときに、まだ月に10日あるといった場合は、その管理職が当然管理しているわけでございますから、そういった今後何時間しかないと。他の者に仕事を振りかえなさいとかいった処理をしつつ、45時間を超えないような処置をしっかりマネジメントしていくというのが基本であると思っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第27号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  日程第16、同意第3号 三芳町副町長の選任同意についてを議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論は人事案件のため省略いたします。  採決を行います。  同意第3号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、同意第3号は原案のとおり同意することに決定いたしました。  質疑の途中ですが、休憩をいたします。                                      (午前10時39分) ○議長(岩城桂子君) 再開いたします。                                      (午前11時00分) ○議長(岩城桂子君) 休憩前に引き続き議案審議を行います。  日程第17、同意第4号 三芳町教育委員会委員の任命同意についてを議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論は人事案件のため省略いたします。  採決を行います。  同意第4号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(岩城桂子君) 起立多数であります。  よって、同意第4号は原案のとおり同意することに決定いたしました。  日程第18、議案第28号 平成30年度三芳町一般会計補正予算(第6号)を議題とし、質疑を行います。  質疑をお受けいたします。  6番、小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 6番、小松です。  歳入のほうでちょっとお伺いをしたいと思います。補正予算書の11ページの款16寄附金、項1寄附金、このふるさと納税のところなのですけれども、この3月定例会の冒頭にも補正予算の審議で2,000万円が追加をされているわけなのですけれども、ここで新たにまた1,000万円ということで、この短期間で2度補正が組まれているというところをどう捉えていらっしゃるのか伺いたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(百富由美香君) お答えいたします。  ここで再度1,000万の補正を出させていただいたところですけれども、当初2,000万を前回補正したときには1月の末の状態で補正を出しておりますので、そこから2月、3月と進んできて、状況的にもう少し補正をしないとお支払いに影響があるというような状況ではあります。その寄附額ということで、なかなか見込むのが難しいというのが現状でございます。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 6番、小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 6番、小松です。  好調なのはすごくいいことなのかなというふうに思うのですけれども、好調な理由をどのように捉えていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 政策推進室長。 ◎政策推進室長(百富由美香君) お答えいたします。  好調というのは本当にありがたいことだというふうに判断しておりますけれども、この寄附に関しては、なかなか先を見越したりですか、あと状況の分析というのは難しいところではありますけれども、今現在、昨年よりも増して寄附をいただけているという状況があって、寄附の返礼品に関しては、これまでもお話しさせていただいているように、できる限りさまざまな町内のいろんな謝礼品を出させていただくことで、多くの方のニーズに沿うようなものを返礼品とさせていただいているところが、より今まで寄附をたくさんいただけている理由だというふうに考えているところでございます。ここに来て上がっていることにつきましては、なかなかそこまで理由はつかめていないところでありますが、三芳町の返礼品を多くの方に選んでいただけているという現状があるというような認識でございます。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 14番、内藤です。  まず、歳入のところの総務費国庫補助金で、節1総務管理費補助金のプレミアム付商品券事務費補助金ということでこの補助金が入り、その補助金については、総務費ということで繰越明許費もされるのですけれども、このプレミアム付商品券というのが、消費税が10%に上がったときの緩和策として考えられている商品券事業だと思います。今回は事務費だけなのですけれども、このプレミアム付商品券がどのような概要なのか、お教えいただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(三室茂浩君) お答えいたします。  まだ国からも決まったような要綱等が、正確なものが来ていないので、今決まっている段階の概略でお答えしたいと思います。まず、目的については、先ほど来申し上げているとおり、地方消費税の引き上げが低所得者、子育て世帯の消費の影響に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えするために、低所得者、子育て世帯主向けのプレミアム付商品券の発行を行うということでございます。このプレミアム付商品券なのですけれども、お一人当たり利用可能額が2万5,000円、これに対して購入額は2万円ということで、5,000円分がプレミアムということになっているのですけれども、対象者につきましては非課税世帯、これは2019年1月1日現在の住民の中で2019年度の住民税非課税の方、それから子育て世帯の方に関しましては、2019年6月1日の住民の方のうち2016年4月2日以降に生まれたお子さん、3歳未満のお子さんが属する世帯の世帯主、こういった方が商品券を購入する資格があるということでございます。ですので、町のほうで資格審査をした上で、まず商品券の購入引きかえ券をお送りして、その引きかえ券を持っていって商品券を購入すると。購入した方は、町内の店舗でそれを消費していただいて、そういった形で事業を実施していくというのが大体今言われている概要でございます。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  ありがとうございました。今の答弁の中に、6月1日までにお生まれになったお子さんは対象になるというふうに聞こえたのですが、となりますと6月2日以降に生まれたお子さんは、10月であっても対象にはならないということでよろしいのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 福祉課長。 ◎福祉課長(三室茂浩君) 三室です。お答えいたします。  この6月2日につきましては、ちょっと直近でメールが来ている中に、6月2日の表記があったというふうに記憶しているのですが、まだちょっと読み込んでいないもので、そのあたりは、まだ確定したものではございませんので、今後確定した段階で明確になるかと思います。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  では、次の質問をさせていただきます。歳出のほうの12ページの衛生費なのですけれども、予防費ということで委託料に風疹に関する追加的対策業務委託料というのがございます。この件につきましては、説明書の5ページに詳しく載っておりますが、予防接種事業ということで、「風しんの発生及びまん延を予防するため、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性を対象に、風しんに関する追加対策事業を実施する」ということなのですけれども、この件については、いろいろ報道などを見ておりますと、どうも定期接種のように書かれていたと思うのですが、その辺について、まず定期接種なのかどうかお答えいただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  まず、抗体検査の部分に関しましては、こちらは定期接種という形にはなっておりません。抗体検査を行った後のMRワクチンの接種に関しましては、定期接種という形になっております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  説明書の第5期定期接種と書かれておりました。そうなりますと、国の補助金は216万9,000円ということで、この金額は事業全体への補助金というのではなく、定期接種にかかわる247万4,000円にかかわる国庫補助なのか、それとも全体にかかわるものなのか、お教えいただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  説明書のほうの第5期定期接種に関します約240万円、こちらに関しては定期接種になっておりますので、国庫補助はございません。それ以外の通信運搬費ですとか、あと抗体検査の部分に関しましては、国庫補助2分の1という形でございます。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  そうなりますと、定期接種というのは、不交付団体であれば一般財源で全てやらなければならないということで、これは交付団体であれば交付税に算入されて入ってくるものだったかなと思うのですが、その辺についてお教えいただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  議員おっしゃるとおりで、定期接種に関しましては交付税という形になっております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  あと、大変重要なことなのですけれども、昭和37年4月2日から生まれた方というと五十幾つか。昭和54年4月1日生まれの方が40歳ぐらいの方かなと思うのですが、ちょうど働き盛りの方たちで、クーポンが送られてきても、抗体検査は会社の近くの病院だとか、または健康診断だとかとの抱き合わせだったらできると思うのですが、このクーポンというのは、町の医療機関でしか使えないのかどうか、それを確認させてください。 ○議長(岩城桂子君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  2月8日に厚生労働省から参りました手引をもとにご説明させていただきますと、今現在この抗体検査に関しましては、日本医師会等と、あと全国知事会の集合契約で行われるという形で話が進んでいるところでございます。ですので、本町も4月1日の集合契約にのるために、ここで予算のほうを出させていただいたところでございますが、今現在は各医療機関、もしくは健診機関等でクーポンを持って受診していただくというような形、全国どこでも受けられるという形で厚生労働省のほうが今体制整備のほうを進めているところでございます。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 14番です。  本当にここが大変心配だったところで、もし2市1町管内での病院でしかできなくて、お仕事を持っている方たちが土日にやっている病院を探すの大変だなというふうにちょっと思っていたのですが、そういうことであれば、会社の近くでできたり、あとは健康診断のときもできるということで、大変安心をいたしました。この件については、まずコールが行われ、コール、送っていただきますので。受けられない方へのリコールというのは考えられているのかどうかお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(池田康幸君) お答えいたします。  済みません、今現在はそこまで考えていない状況です。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。  14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 14番。  議案第28号に対し、公明党を代表して賛成討論させていただきます。10月に消費税10%が上がります。緩和策としてのこのプレミアム付商品券が発行されるということで、今回はその事務費だけで、今後しっかりとした対応が必要になってくると思いますけれども、対象者も限られておりますので、ぜひとも丁寧な対応をしていただきたいと思います。周知などの対応を万全によろしくお願いいたします。  また、風疹予防接種については、1回も受けていない男性に今回定期接種ということで国が決めましたので、町は不交付団体ということで、一般財源で全てやっていただくということで、財政が大変だったかなというふうにも思いますけれども、この風疹をこの日本から撲滅するためにも、これは大変重要な事業になってくると思いますので、ぜひとも周知、コール、リコール、しっかりと取り組んでいただきますよう要請いたしまして、賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第28号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 △議案第20号 平成31年度三芳町一般会計予算 議案第21号 平成31年度三芳町国民健康保険特別会計予算 議案第22号 平成31年度三芳町介護保険特別会計予算 議案第23号 平成31年度三芳町後期高齢者医療特別会計予算 議案第24号 平成31年度三芳町下水道事業会計予算 議案第25号 平成31年度三芳町水道事業会計予算 ○議長(岩城桂子君) 日程第19、議案第20号 平成31年度三芳町一般会計予算から日程第24、議案第25号平成31年度三芳町水道事業会計予算までを一括上程いたします。  以上の予算議案6件につきましては、会議規則第41条第1項の規定に基づき、予算特別委員長より、審査経過及び結果の報告を求めます。  山口正史君。          〔予算特別委員長 山口正史君登壇〕 ◎予算特別委員長(山口正史君) 予算特別委員会より、当委員会に付託されました議案第20号から議案第25号までの予算議案6件について、一括して、その審査の経過と結果についてご報告いたします。  審査の経過については、2月27日開会の第2回定例会において、予算議案6件が本委員会に付託され、3月7日、8日、10日、11日、12日の5日間にわたり委員会を開催し、委員12名及び議長並びに町長、教育長及び関係する執行部説明員出席のもと審査を実施いたしました。  既に本会議において、全ての議案について提案理由の説明及び概要説明が終了していたため、開会後直ちに質疑を議案ごとに行いました。  全ての質疑が終了した後に委員間の自由討議を行いました。自由討議では、各委員の予算案に対する意見を会派ごとにまとめて挙げ、委員会として一致した対応ができるかどうか検討いたしましたが、挙げられた意見の中で一致できるものがなく、各会派からの主な意見を委員長報告に盛り込むことと決定しました。  自由討議の主な意見として、予算案に賛成の会派からは、  ・特別職報酬等審議会の予算が計上されている。議会運営委員会から平成30年度の開催要望も提出した経緯もあり、平成31年度は計画的に開催すること。  ・国際交流事業において議員2名の旅費が計上されているが、今後は予算編成時に関係各所と事前に調整を行うこと。  ・空き家対策に関しての現況調査を行政連絡区に委託するとあったが、区に加入していない世帯も調査対象となるので、トラブル等が起きないよう事前の打ち合わせを十分に行うこと。  ・総合体育館アリーナ床改修工事については、事故の再発を防ぐため確実な対応を行うこと。また、今後は目視による点検だけではなく定期的に本格的な点検を行うこと。  ・都市計画道路の用地買収費が計上されているが、今後も積極的に町内道路の安全性向上のための用地買収を行うこと。  ・藤久保小学校の水泳授業の民間委託を施行するが、今後計画的に民間委託を進め、施設維持費の削減や教師の負担軽減につなげること。  ・小中学校トイレの洋式化工事が開始されるが、小中学校によって工事完了時期に大きな差異がある。児童、保護者に不公平を感じさせないためにも、完成がおくれる学校に関しては、簡易な洋式化等の対応を検討すること。  ・中学校へのタブレット型PCの導入が計上されている。今後は小中学校合わせて毎年3,000万円程度の費用が計上されていく事業であり、児童生徒が平等に少しでも有効利用できるよう今後も検討し、導入効果の検証を行うこと。  ・近年の暑さを原因とする熱中症対策として、大型扇風機や熱中症計の購入に向け、確実な予算執行をすること。  ・証明書のコンビニ交付を実施するに当たり、マイナンバーカードの普及を促進すること。  ・ごみ分別マニュアルの印刷製本については、毎年全戸配布する必要性を検討すること。  ・保存樹木等管理業務は、民地分の保存樹林についても対応を検討すること。  ・学校給食でのアレルギー対応食の提供について早期実現を図ること。  ・予算資料の記載事項については、毎年相当数の訂正が認められる。記載事項の訂正は、円滑な予算審査の妨げとなることもあり、入念な点検、確認を実施し、正確な記載をすることなどの意見がありました。  続いて、予算案に反対の会派からは、  ・熱中症対策を講じること。  ・公共交通事業の拡充と交通補助事業のさらなる改善を講じること。  ・藤久保拠点地域構想は、町民の声を聞きながら慎重に進めること。  ・産業基盤整備や土地区画整理事業など、開発優先ではなく町内全体的な農地や平地林の保全も検討していくこと。  ・国際交流事業は、内容の精査も含め慎重に進めることなどの意見がありました。  以上が主な意見であります。  自由討議終了後、各議案ごとに討論、採決を行いました。討論については、議案第23号について1件の反対討論がありました。  採決の結果については、議案第20号 平成31年度三芳町一般会計予算は、賛成多数で原案どおり可決すべきもの。議案第21号 平成31年度三芳町国民健康保険特別会計予算は、賛成総員で原案どおり可決すべきもの。議案第22号 平成31年度三芳町介護保険特別会計予算は、賛成総員で原案どおり可決すべきもの。議案第23号 平成31年度三芳町後期高齢者医療特別会計予算は、賛成多数で原案どおり可決すべきもの。議案第24号 平成31年度三芳町下水道事業会計予算は、賛成総員で原案どおり可決すべきもの。議案第25号平成31年度三芳町水道事業会計予算は、賛成総員で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、予算特別委員会の審査結果報告といたします。 ○議長(岩城桂子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  続いて、議案ごとに討論、採決を行います。  日程第19、議案第20号 平成31年度三芳町一般会計予算を議題とし、討論を行います。  討論は、反対討論、賛成討論の順で行います。  初めに、反対討論をお受けいたします。  11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  議案第20号 平成31年度三芳町一般会計予算に対して、日本共産党議員団を代表して反対討論をします。  2018年12月21日に閣議決定された2019年度政府予算案は、ことしの10月からの消費税率10%への増税を盛り込むとともに、史上最大の防衛関係費予算を計上する内容となっています。この予算は、消費税増税で暮らしと経済を破綻させ、大軍拡で憲法と平和を壊し、二重に亡国への道へ突き進む予算となっています。  このような情勢の中、平成31年度三芳町一般会計予算においても、住民主体から国言いなりの公的サービスの産業化、集約化の方向へ突き進んでいるように思えます。平成31年度三芳町一般会計予算は、歳入歳出それぞれ120億2,395万円と定め、収入の主な町税は72億6,953万1,000円で、前年度よりも3,967万2,000円の増となっています。歳入に新たな森林環境譲与税が新設されました。これは、2024年度から個人住民税均等割に年1,000円の上乗せをして住民負担とし、国が徴収し、都道府県と市町村に譲与するものです。町債は5億7,640万円の起債となっています。  歳出の評価事業としては、主食費調整事業が行われていること、緑の基本計画策定業務があります。しかし、これに関して今後、緑保全とともに保存樹林地の先買制度での購入や地球温暖化対策の一助となる植林計画も立てていってほしいと思います。生け垣設置補助や学校支援員配置も評価するところであります。賃金の引き上げの検討をしていただきたいと思います。就学援助事業も大変評価するところであります。2019年度では卒業アルバム代等も対象になってくると思います。  歳出での問題点は、総務省が推し進める学校や公共施設などの行政サービスを初めとするあらゆる公的サービスを集約化し、広域連携へと誘導し、民間委託や民営化などによる企業のもうけ先の拡大を一層進めようとしております。この総務省の方針に沿って、町もその方向に進んでいるのではないかと大変危惧をするものであります。私たちは、常々職員は削減するなと言ってきました。職員がいるから住民も安心してさまざまな事業に協力をすると思いますし、さまざまな町への信頼に通じていると思いますので、職員削減は絶対にしてほしくありません。そして、この公共施設マネジメント第1期アクションプラン、そこからもこの総務省の考え方がうかがえます。その段階として、個別施設計画策定業務や藤久保地域拠点基本計画策定支援業務があると思います。藤久保地域拠点施設基本構想については、もっと住民に内容を知らせてほしい、そういった声が大きくあります。また、幅広く住民から意見を聞くべきです。基本構想素案の3案は、住民に納得できるものではないと考えます。耐用年数がまだ長期の施設もありますので、3案以外の案も検討していくべきだと思います。そして、公の施設は、町で今までどおり管理運営すべきです。PFIなどの民間運営に絶対にすべきではありません。竹間沢通西地区の区画整理は、準備会や町主導とするのではなく、地権者74名の意向を十分聞きながら慎重に対応すべき問題だと思います。産業基盤整備推進検討業務についても、企業誘致、産業用地など開発が主となっています。今の住民の願いは、税金を上げないでほしい、福祉施策の向上、社会保障の充実に期待をしております。そこに向けた施策こそ優先させて考えるべきだと思います。国際交流についても同じです。海外視察研修は大事なことでありますけれども、住民には負担増を強いておいて、約779万3,000円の海外関係費の事業となっております。優先順位が違うと思います。交通安全対策の整わないスマートインターチェンジへの大型車導入はやめるべきです。  最後に、国民健康保険税の繰入額を削減して、そして住民への値上げにする、こういった住民への値上げの負担増はやめることです。国のほうも、一般会計からの繰り入れを市町村に任せるとしております。一般会計から今後も繰り入れて住民負担増をやめることを強く求めて、反対討論といたします。 ○議長(岩城桂子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。  6番、小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) 6番、小松です。  議案第20号 平成31年度三芳町一般会計予算に対し、公明党議員団を代表して賛成の立場で討論を行います。  討論に入る前に一言申し上げます。熊本地震からまもなく3年、東日本大震災からは8年が経過をいたしました。また、昨年は大阪地震、北海道胆振東部地震など、災害の多い年でありました。改めて、今なお不自由な生活を強いられている皆様に心よりお見舞いを申し上げます。多くのとうとい人命が失われた大震災の記憶と教訓を断じて風化させてはなりません。被災地の一日も早い復興を祈るとともに、当町においても、首都直下型地震などの巨大地震への備えとなる防災減災対策、エネルギー対策など、重要課題が山積をしております。安心安全なまちづくりのために早急な手だてを講じていかなければなりません。  さて、そのような状況の中編成されました平成31年度三芳町一般会計予算は、対前年度比1.9%増の総額120億2,395万円となりました。予算の内容を見てみますと、歳入では、主要財源であります町税が、対前年度比0.5%増の72億6,953万1,000円となりました。  次に、歳出の主な施策の内容を見てみますと、議長車のリース対応や証明書のコンビニ交付、空き家等対策協議会の設置、国際交流の推進、不育症や新生児聴覚検査、英語検定への助成、三芳小学校、唐沢小学校の学校トイレの洋式化改修工事、藤久保地域拠点基本計画の策定等々、私たち公明党議員団の求めてきた事業が数多く予算化されており、大変評価するところであります。  しかし、今予算委員会にて指摘をいたしました、証明書コンビニ交付に関するマイナンバーカードの普及促進や保存樹林管理業務における民地分への対応の検討などについては、引き続きご検討のほどよろしくお願いをいたします。  また、公共交通については補助事業がありますが、今後も持続可能な新しい公共交通の確立に向けて鋭意努力をしていただきたいと思います。あわせて、学校トイレの洋式化について、平成31年度は2校について工事を行うようでありますが、子供たちの健康面に配慮するためにも、全小中学校の洋式化を早急に進めていただきたいと切にお願いするものであります。今後も町民福祉の増進に向けて職員の皆様のご尽力をお願いいたします。  当町におきましては、今後も自主財源のさらなる確保や計画性を持った財政運営を図るとともに、事務の効率化、職員の適正配置、民間への事業委託等の行政改革に努め、住民と協働のまちづくりを推進し、住民ニーズに対して優先順位によるめり張りある行政運営に努められること、そして町民の命を守る防災減災対策のさらなる強化や安心安全な道路整備、がん対策の向上、子育て施策の充実などに取り組まれ、定住人口増に向け尽力されますよう要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(岩城桂子君) 次に、反対討論をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。  12番、細谷三男君。 ◆12番(細谷三男君) 細谷でございます。  議案第20号 平成31年度三芳町一般会計予算につきまして、三芳みらいを代表し、賛成の立場で討論を行います。  日本経済は、中国、欧州などでの景気減速感の強まりや、米中貿易摩擦による世界経済の波及という大きなリスクはあるものの、東京オリンピック・パラリンピック開催までのインフラ建設事業、首都圏での再開発の増加、インバウンド事業などが景気の押し上げ要因となることが地方財政対策としての防災減災国土強靱化のための3カ年緊急対策による公共投資、幼児教育の無償化の施策による政府最終消費の押し上げ等により、消費税の引き上げによる影響も軽微にとどまり、当面は景気の回復が続くとの観測が出ております。  このような財政下で編成された平成31年度三芳町一般会計予算は120億2,935万円で、対前年度比2億2,395万円、率にして1.9%の増となっています。歳入については、町税が72億6,935万1,000円、対前年度比3,967万2,000円、率にして0.6%と微増であり、また繰入金についても5億4,079万を繰り入れ、対前年度比1億6,048万4,000円、率にして42.2%の繰り入れ増となっているところでありますが、ふるさと納税については、前年度同額の2億円を見込むとともに、地方債についての普通建設事業債を抑制し、2,360万円の減とする編成の中で、財政調整基金を対前年度比1億円近く増加させたところは大いに評価できるところであります。  歳出について見ますと、まず総務費においては、藤久保地域拠点基本計画策定支援業務委託料1,032万2,000円、個別施設計画策定業務委託1,089万円と、公共施設マネジメント計画に基づき、将来的な公共施設建設投資を抑制するための新規予算が多く盛り込まれております。  次に、子供の子育てや教育のための予算として、民生費において子ども食堂運営補助金、レスパイトケア促進補助、第2保育所民営化による民間保育所の助成、衛生費においては、妊婦健康診査補助金、不妊治療費助成、不育症検査費助成、新生児聴覚検査助成、教育費においては、小学校2校のトイレ改修工事、中学生の海外派遣、英語検定補助、ALTの増員等、約1億6,000万円の新規補助、助成、環境整備等の予算が計上されております。また、緑環境対策や公園整備として平地林萌芽更新事業業務委託、緑の基本計画策定業務委託、生け垣設置の奨励金補助金等や、仮称でありますが、北松原第3公園の築造工事、総合スポーツ公園遊歩道整備工事と、住民の憩いと癒やし、健康のための新規予算約5,100万円が計上されています。これら町の総合計画の重点施策に当たる事業に多くの経費が投入されており、持続可能なまちづくりに向けてめり張りや選択と集中を意識した予算編成となっているところを大いに評価したいと考えます。  最後に、世界経済の動向によっては、税収も不透明となることも予想されるとともに、今後もしばらく続く公債費の多額の償還がある中、長期的に厳しい予算編成が続くと思われますが、あらゆる角度から調査研究を行い、ふるさと納税等自主財源の確保や行財政改革を推進され、住民の福祉の向上のためより一層のご尽力をお願いしまして、賛成の討論といたします。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第20号について、委員長報告は可決すべきものであります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(岩城桂子君) 起立多数であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。  日程第20、議案第21号 平成31年度三芳町国民健康保険特別会計予算を議題とし、討論を行います。  討論をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第21号について、委員長報告は可決すべきものであります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。  日程第21、議案第22号 平成31年度三芳町介護保険特別会計予算を議題とし、討論を行います。  討論をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第22号について、委員長報告は可決すべきものであります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。  日程第22、議案第23号 平成31年度三芳町後期高齢者医療特別会計予算を議題とし、討論を行います。  討論をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第23号について、委員長報告は可決すべきものであります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(岩城桂子君) 起立多数であります。  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  日程第23、議案第24号 平成31年度三芳町下水道事業会計予算を議題とし、討論を行います。  討論をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第24号について、委員長報告は可決すべきものであります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  日程第24、議案第25号 平成31年度三芳町水道事業会計予算を議題とし、討論を行います。  討論をお受けいたします。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  議案第25号について、委員長報告は可決すべきものであります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 △請願第1号 辺野古新基地建設に関し、政府に対し沖縄の民意を尊重し誠実な協議を沖縄県と行うことを求める意見書を国に提出することを求める請願 ○議長(岩城桂子君) 日程第25、請願第1号 辺野古新基地建設に関し、政府に対し沖縄の民意を尊重し誠実な協議を沖縄県と行うことを求める意見書を国に提出することを求める請願を議題といたします。  紹介議員の説明を求めます。  増田磨美さん。          〔2番 増田磨美君登壇〕 ◆2番(増田磨美君) 請願第1号 辺野古新基地建設に関し、政府に対し沖縄の民意を尊重し誠実な協議を沖縄県と行うことを求める意見書を国に提出することを求める請願についての趣旨説明をさせていただきます。  2018年9月に行われた沖縄県知事選挙において、沖縄県知事選過去最大の得票数で玉城デニー氏が選出されました。同選挙は、名護市辺野古への米軍新基地建設が最大の争点であり、玉城氏は、明確に新基地建設反対を訴えていました。故翁長県知事は、2014年県知事選でやはり新基地建設の反対を挙げ、約10万票の差をつけて知事に選出されております。新基地建設に反対の沖縄県民の民意は明確に示されています。  日本政府は、沖縄県民に寄り添い、話し合いで解決をすると繰り返し述べてきました。しかし、県が行った埋め立て承認撤回の効力を失効させ、話し合いも不十分なまま、10月には大浦湾の埋め立て工事を開始し、現在も土砂投入が連日のように進んでいます。当事者である沖縄県民が建設反対の強い意思を示しているにもかかわらず、十分な話し合いがないまま建設工事が進められていることは、民主主義の否定にほかなりません。  また、沖縄県による埋め立ての承認撤回に対し、国が同じ国の機関に不服審査請求することによりその効力を停止し、工事を再開したことは、国民のための権利救済制度である行政不服審査法を濫用するものであり、法治国家にもとるものです。国によるこのような法の恣意的な解釈は民主主義を否定し、憲法第8章によって保障された地方自治を否定するものです。地方自治体は国の下部組織ではなく、両者は対等な立場にあるはずです。地方自治法第1条の2では国と地方の役割を「重点的な分担」と示し、自治体の自主性と自立性の尊重を明記しています。私たちは、政府がここで立ちどまり、工事を一旦中断し、率先して解決のための話し合いのテーブルにつくことを求めます。  以上のことから、三芳町議会に対し、次の事項に基づく意見書を採択し、政府関係機関に送付することを求めます。  請願事項、辺野古新基地建設に関し、政府に対し沖縄の民意を尊重し誠実な協議を沖縄県と行うことを求める意見書を国に提出すること。  議員の皆様にはぜひ賛同をお願いいたします。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 質疑を行います。  質疑をお受けいたします。  5番、細田三恵さん。 ◆5番(細田三恵君) 5番、細田です。  まず、請願を出されたのですけれども、「辺野古新基地建設に関し」とございまして、こちらは新基地とございますが、捉え方といたしまして、普天間基地からの移設という形になるのですけれども、その新基地とした理由を教えていただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) お答えいたします。  新基地といたしました理由としましては、地域を広めて新しく地域を広げましてやっていくということです。そのほかにもいろいろと、とにかく地域を広げていくということがありますので、その辺に関しまして、新基地ということで今回は書かせていただきました。ただし、キャンプ・シュワブであるところを広げていくと、そういったことはもちろん確信しております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 5番、細田三恵さん。 ◆5番(細田三恵君) 5番、細田です。  地域を広げていくということが私にはよくわからなくて、そもそも辺野古のほうに設置するという方向になってきたのは、普天間基地の危険性を解除するというところで、移設というところから始まったことだと思っております。安倍首相も普天間米軍基地の危険性を除去するために辺野古へ移設することが重要視されるということでありますが、その地域を広げるというところは、もう少しどういうところなのかよくわからないので、また教えてたいただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 確かに普天間基地は危険だということで、そういった報道はもちろん存じております。ただし、今回の辺野古の基地に関しましては、こちらのほうも、飛行場の周辺に建造物の高さ制限があったりとか、そういったことで非常に危ないところでも考えられているのですけれども、こういったところも含めまして、政府としましては、こちらのところに新しく計画を立ててやっていくということを考えたということです。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 5番、細田三恵さん。 ◆5番(細田三恵君) 5番、細田です。  今回県民投票が2月14日に行われました。投票率が52.48%、有権者数が115万3,591人でした。有効票数60万1,888、賛成11万4,933票、反対43万4,273票、どちらでもない5万2,682票でした。こういう結果が出たのでありますけれども、実はそもそもこの質問、投票の内容だったのですけれども、賛成か反対か、もしくはどちらでもないという問いだったのですが、選択肢では県民の民意は反映されていないということが多く、沖縄県民の中でも声が上がっております。普通の生活をしている人からは、もちろん基地はないほうがいいと思いますし、当たり前のことだと思うのですけれども、現在の世界の中の日本の立ち位置とか近隣の国々の動向を見るにつけ、なくてはならないものが今あるという現実があります。そういった観点からの投票でもあったのかなと思っているのですけれども、この質問の仕方が、私は間違っていたのではないかなと思っておりまして、結果は出たのですけれども、これが全部を民意だとは私は思っておりませんで、その観点、結果に関してどういうふうな分析をされていらっしゃるかお聞きしたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 投票結果に対しましては、有効投票数の72.5%が反対ということで、そこに民意があらわれているというふうに捉えています。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 5番、細田三恵さん。 ◆5番(細田三恵君) 細田です。  例えば普天間の基地周辺に住む県民が、危険を除去してほしいので辺野古移設に賛成、しかし米軍基地の事態をよく思わない人は反対をします。それも新基地という言葉を使って、米軍の新しい基地建設なら反対と答える方もいると思います。この質問の仕方というところが、私はそもそもよくなかったのかなと思っておりました。そもそもその辺野古の移設というところの新基地というところの標題になっているところは、移設ではないかなと思っておりましたので、その点をすごく危惧しておりました。十分な話し合いを求めるという意見書につながってくると思いますけれども、その話し合いをどんなふうに進めていくかお聞きしたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) そもそも今お話にあったように、危険があるので米軍基地を置いてほしいというような方々の意見もあると思うのですが、それはそういった意見があるということは認めます。ただ…… ○議長(岩城桂子君) 続けてどうぞ。 ◆2番(増田磨美君) 済みません、最後の部分をもう一度、何についてというところを教えていただけますでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 5番、細田三恵さん。 ◆5番(細田三恵君) 5番、細田です。  この請願、意見書となってくるのですけれども、「民意を尊重し誠実な協議を沖縄県と行うことを求める意見書」とありますけれども、この意見書の中で国と沖縄がどういう形で今後話し合いをしていけばいいと議員は思っていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 日本は民主主義ということでありますので、民意がこういった大きな数字が出てきておりまして、県民投票でもはっきりしました。知事選、県知事選などでも同じだと思います。そういったことを含めて、沖縄の皆さん、そして今までその沖縄の皆さんが犠牲を強いられてきたたくさんのことがあります。事故ですとか、また事件もあると思います。こういったことに対して、非常に今まで沖縄に基地がたくさんあったということもあるので、そうではなくて、これからもうやめてほしい、減らしてほしい、そういったことでしっかりと話し合いをしていきたいと。国がただ一方的に続けるのではなく、民意が出たのであるから、きちんと立ちどまって、そこでもう一度きちんと考え直していただきたいと、そういったことをこの請願のほうでは言っております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 14番です。  まず、意見書というものが、当該地域にかかわるものを意見書として議会から提出するというまずルールがあります。この件については、大きなセンセーショナルなニュースにもなりましたけれども、この件について、平和にかかわるとか、いろんなことをおっしゃるかもしれませんが、辺野古地域というのは沖縄のことなので、沖縄の住民の方、沖縄県の議会が出すというのであれば、それは出していただいて結構だと思うのですが、三芳町はこれをあえて出すというところは、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 今回のこの意見書を出してほしいという請願の趣旨としましては民主主義です。この民意を反映していただきたいと。きちんと話し合いをしてほしいということであります。それで、これは確かに今すぐに三芳町にどうのということではないかもしれません。でも、これは沖縄だけに今まで、埼玉県も全国が、広い範囲で沖縄に基地を置いていたと、そういったところに関して考えてみれば、私たち全員にもこれは関係することだというふうに考えております。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 14番、内藤です。  内容的なもので、もちろんセンセーショナルに物を考えれば、こういう意見書になるのかなと思うのですが、日本の外交やら防衛ということを、やっぱりなくは考えられないのです。だから、そういうところは、国にしっかり対応はしていただきたいと思いますけれども、やはり防衛、外交にかかわることについては、意見書にはそぐわないというふうに私は感じておりますが、いかがですか。 ○議長(岩城桂子君) 増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) この意見書の中に、今どの辺なのか、よく私にはわからなかったのですけれども、確かに国の施策について、何か言うのはということなのですが、今あくまでもこの請願というのは、民意を反映してほしいと、しっかりと耳を傾けてほしいということで、憲法にもこういったことはちゃんとここにも書いてございます。地方自治法の第1条では、国と地方の役割を重点的な分担、これはしっかりとお互いが分担し合ってやっていかなければいけないと。そして、解決を図っていくということなのですけれども、その辺のところが今無視されて進められてきているのではないかということで、これを出されていると思います。
    ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) もう一点。内藤です。  投票率が52.48%ということは、行っていらっしゃらない方が47%ほどいらっしゃるということで、この県民投票に参加をしなかった方の意見というのをどういうふうに捉えておられるか。先ほど細田委員もそのようなことをおっしゃっておりましたけれども、私もそこがすごく気になるところです。いかがでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 今ここで参加されていない方の意見を私が述べることはできませんが、例えば少数意見であろうとも、先ほど細田議員がおっしゃったように、反対する意見もあるでしょう。でも、賛成する意見ももちろんあったと思います。なので、それはもう全てどうだというふうに私がここで述べることは、ちょっとできません。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  反対者71%で43万人ということなのですが、ちょっと私も計算はしておりませんけれども、行っていない方の47.52%の方、また賛成だった方、どちらでもいいと答えた方、この人数をもし計算すると、どちらでもいいと考えている人のほうが多いのかもしれないなというふうにも思うところなのですが、その辺についてはいかがですか。 ○議長(岩城桂子君) 増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) それに関しましては、私はここでは何ともお答えすることができません。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。  5番、細田三恵さん。 ◆5番(細田三恵君) 5番、細田三恵。  ただいまの請願に関して反対の立場で討論いたします。  まず、「辺野古新基地」と意見書にありますが、辺野古は新基地ではなく、普天間基地の辺野古への移設です。もちろん民意は尊重されるものであり、安倍首相は県民投票の結果を真摯に受けとめるとしながらも、「世界で最も危険と言われる普天間基地が固定化されることは、絶対に避けられない」と述べておりました。今回の沖縄の県民投票は、辺野古への移設に伴う埋め立てに賛成か反対、もしくはどちらでもないを問うものですが、この選択肢では県民の民意は反映されていないという多くの沖縄県民の声を聞いております。例えば普天間の基地周辺に住む県民は、危険を除去してほしいので辺野古移設の賛成、しかし米軍基地自体をよく思わない人は反対します。それも「新基地」という言葉を使い、米軍の新しい基地建設なら反対と答えるでしょう。質問を、普天間米軍基地の危険性を除去するために、辺野古へ移設することに賛成ですか、反対ですかと質問を変えたら、結果はどうなったでしょうか。賛成がふえるでしょう。質問の仕方で答えも変わってしまいます。これでは真の民意を問うているとは言えません。安倍首相が「世界で最も危険と言われる普天間基地が固定化されることは、絶対に避けなければならない」と述べた真意は、ここにあるのではないでしょうか。基地がスムーズに移設できれば、普天間基地の危険性は取り除くことはできません。これが今回の意見書に反対する理由です。それでも今回の県民の民意は、辺野古の米軍基地移設に反対しているのではないかと言うかもしれません。  私がこの意見書に反対する理由の2つの理由は、本当に沖縄の人たちを守りたいからです。本当に沖縄県民を守るためには、もっと大きな視野を持たなければなりません。沖縄、日本の近隣には北朝鮮と中国がございます。先日、米朝首脳会談が決裂し、報道によれば、既に北朝鮮のミサイル発射基地は稼働しております。日本から米軍がなくなって喜ぶのはどこの国でしょうか。皆さん考えていただきたいと思いました。本当に普通の生活を望む人は、誰でも基地反対は当たり前のことです。しかし、現在世界の中の日本の立ち位置や近隣の国々の動向を見るにつけ、なくてはならないものがあるという現実から見れば、仕方のないことであり、むしろ積極的に受け入れることこそが平和につながるという思いを持っている沖縄県民も多数存在する現実があります。そちらを本当に皆さんに知っていただきたいと思いました。  よって、こちらの今回出されました辺野古新基地建設に関し、政府に対し沖縄の民意を尊重し誠実な協議を沖縄県と行うことを求める意見書を国に提出することを求める請願に対して反対といたします。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  請願第1号について、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立少数〕 ○議長(岩城桂子君) 起立少数であります。  よって、請願第1号は不採択とすることに決定いたしました。  議案審議の途中ですが、昼食のため休憩いたします。                                      (午後 零時05分) ○議長(岩城桂子君) 再開いたします。                                      (午後 1時10分) △意見書第1号 食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書について ○議長(岩城桂子君) 日程第26、意見書第1号 食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書についてを議題といたします。  説明は申し合わせにより3分以内でお願いいたします。  提出者の説明を求めます。  内藤美佐子さん。          〔14番 内藤美佐子君登壇〕 ◆14番(内藤美佐子君) 意見書第1号 食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みを進める意見書について、提案理由を述べさせていただきます。  国内で発生する食品ロスの量は年間646万トン、これは2015年度の調べであります。これは、国連の世界食糧計画が発展途上国に食糧を援助する量の約2倍に上っております。食品ロスを削減していくためには、食べ物を無駄にしない意識の醸成と、その定着を図っていくことが重要であります。国において、国、地方公共団体、事業者、消費者等が一体となって食品ロスの削減を総合的に推進するための法整備を含めたより一層の取り組みを求めるために提案するものであります。記を4項目書かせていただいております。 1番、国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、食品ロスの削減を総合的に推進するため、法律の制定を含めたより一層の取り組みを実施すること。 2番、商慣習の見直し等による食品事業者の廃棄抑制や消費者への普及・啓発、学校等における食育・環境教育の実施など、食品ロス削減に向けての国民運動をこれまで以上に強化すること。 3、賞味期限内の未利用食品や備蓄品などを必要とする人に届けるフードバンクなどの取り組みをさらに支援すること。 4、賞味期限と消費期限のルールを明確にし、消費者に周知すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出させていただきます。議員の皆様のご賛同、何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 質疑をお受けいたします。  11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  今おっしゃるように日本では大量生産大量廃棄が行われております。もともとの責任というのは、大量生産にあると思うのですけれども、生産、製造、そこに責任が大きいと思っておりますけれども、そのことについてはどのように捉えているかお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  必要があるから生産はされているのだと思うのですが、2番目に商慣習の見直し等による食品事業者の廃棄抑制というふうにうたわせていただいております。必要というか賞味期限が切れそうになると、こぞって全部廃棄するというようなことがないように、そういう余ったものについてを必要なところに届けるというフードバンクなどを、これは提唱しております。大量生産、必要であるからつくっていると思うのですけれども、そこで余るからこそそれをお買い求めになる方もまた出てくるというふうに、そしてフードバンクなどに取り組みを支援することもできるということで、余るものがあるからこそこういう支援ができるというふうにも考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 11番、吉村です。  ごみの問題でも、ドイツなどは何回も繰り返して使っていくデポジット制をとったりして、または製造元責任、そこでどういうふうにしてごみを出さないかという製造元責任というのがありますけれども、そういった日本でも、そういった今言ったように、今おっしゃったところは、途中のところの食品事業者の廃棄抑制というのは、途中過程のところで抑制をしていくというふうに捉えるのですけれども、私がお尋ねしたのは生産、製造です。そこに対しての初めのところのそこを計画的な大量廃棄にならないような、そういった製造元をしていくことが本来大事だと思うのですけれども、その辺については、どのようにそういった製造元に対して、計画的に大量生産ではないやり方をするようにするのか、その辺についてお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  11番議員にお答えいたします。大量生産の問題は、大変重要な問題だとも私も思っておりますけれども、この件については、食品ロスの削減ということで、そういうロスのものが出たときにどうするかというのを法律、または国民運動で広めていただきたいという、これは意見書でございますので、その辺については理解をしていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 何回も言いますけれども、大量廃棄にしないためには、そういった製造元がしっかりそういった大量生産をしない、見合ったものについて生産をしていく、そういったふうなシステムにしないと、なかなか難しいのかなと思います。  あと、4番目の「賞味期限と消費期限のルールを明確にし、消費者に周知すること」とありますけれども、過去は製造年月日が記載されていたのです。私は、いつ製造したかということを明らかにすることがとても大事だと思っております。ですから、製造年月日と、それから賞味期限と、両方記載された時期もありました。こういったところが本来設けていくべきところだと思いますけれども、その辺については、そういった製造月日も明記すべきではないかと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  現在食品においても、長期間保存ができるものもできておりますので、この製造年月日にとらわれるというのはどうかなというふうにも思っております。しっかりと賞味期限と消費期限のルールさえわかれば、例えば2年前にできたものであっても、長い賞味期限というのもあるものもありますので、変にできた製造年月日ばかりを追いかけるというのは、どうかなというふうにも思っております。この消費期限、賞味期限のルール、わかっていない方がたくさんいらっしゃるということで、ここら辺のルールは明確にしていきたいというふうにも思っています。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 11番、吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 添加物を使わないもので、ふだん私たちが食料品にしたりなんかして、やっぱりどのくらいもつかと、添加物使っていなければ、本当二、三日でだめになるものもあれば1週間ぐらいもつものもある、そういったものがあります。しかし、今言ったように製造年月日が書いていないわけですから、それこそ2年前、3年前のものをつくられているかもしれない。そうしたら、それだけ2年、3年ももつということは、いかに添加物が使われているか、保存料、着色料、さまざまな添加物が今使われています。そういった添加物がやっぱり子供たちとか、いろんなところに影響してくるわけですから、そういったものを本来、昔はそういうものを使っていませんでしたので、そういった観点からも製造年月日というのは、きちんと表示していくことが買う側にとっての安全性、最もそれが把握できる安全性だと思いますけれども、その辺について再度お伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 11番議員にお答えいたします。  現在、添加物だけで製造年月日が、例えば食品がずっともつという、そういう考えではないと思います。今いろんな技術がありまして、例えば脱酸素。酸素に触れないようにするというだけでも、それは延びていくのです。だから、技術が向上すれば、その添加物加えているとか加えていないとか、そういう問題ではないというふうにも思っておりますので、その辺については、どうぞ11番議員さんで自分の思うような意見書を提出していただければと思います。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。  2番、増田磨美さん。 ◆2番(増田磨美君) 2番、増田です。  1の「国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、食品ロスの削減を総合的に推進するため、法律の制定を含めた」とあるのですけれども、この法律というのは、どのような方向性のものなのかお伺いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 2番、増田議員にお答えいたします。  法律の内容というところまでは、私はここには記載はしていないのですが、実は去年からもう衆議院の消費者問題特別委員会で法律案も示されてはいるようでございます。その中には事業者の役割だとか消費者の役割だとかも、いろいろ明記はされているようなのですが、まだその法案が委員会で決定されたとか、そういうニュースがちょっと私もまだつかんでいないところで、どういうふうな形になって出てくるかは、見てみないとわからないというところで、しかしながら、やはり国、地方公共団体、そして先ほど製造される事業者の方、または小売の事業者の方、そして消費費、私たちも、やっぱりいろんなところで主体的に連携していかなければならないというような法律にならなければ、この食品ロス問題というのは解決しないというふうにも思っておりますので、ちょっとこの法案をぜひ楽しみにしていたいというふうにも思っております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  意見書第1号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、意見書第1号は原案のとおり可決されました。 △意見書第2号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書について ○議長(岩城桂子君) 日程第27、意見書第2号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  小松伸介君。          〔6番 小松伸介君登壇〕 ◆6番(小松伸介君) 意見書第2号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書について、提案理由を申し上げます。  妊婦は診断が難しい疾患や合併症に見舞われる頻度が高く、胎児の発育に悪影響を与える医薬品もあり、診療には特別な注意が必要とされております。しかし、妊婦加算について、関係者に十分な説明がないまま実施されたことや、投薬を伴わないコンタクトレンズの処方に加算するなど、運用上の問題が指摘をされております。そこで、妊婦が安心して医療を受けられる体制の構築のために、医師の教育や研修の体制を整備することを求めるために提案をするものでございます。記として3点挙げさせていただきました。 1.医療現場において、妊婦が安心して外来診療を受けられるよう、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて医師の教育や研修の体制を整備すること。 2.保健や予防の観点を含め、妊婦自身が、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、あらかじめ知識を得ることができるようにすること。 3.妊婦加算の見直しに当たっては、妊婦への影響に十分配慮するよう慎重に検討すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出させていただきます。  議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 質疑をお受けいたします。  10番、本名洋君。 ◆10番(本名洋君) 10番、本名です。  意見書案の内容については賛同できるものなのですが、意見書案の中にも書かれていますように、関係者に十分な説明がないまま実施されたことや、妊婦に一律に加算されることなど、少子化対策、子育て支援に逆行しているのではないかということで批判が出て、凍結に至ったという経緯がありました。厚生労働大臣は公明党さんではないですが、公明党さんも与党の一員として、直接は関係ないかもしれませんけれども、立場上、その与党の一員としてのお考え、小松議員に公明党を代表してお答えいただくみたいになってしまうかもしれませんけれども、お聞きいたします。 ○議長(岩城桂子君) 小松伸介君。 ◆6番(小松伸介君) ご質問ありがとうございます。案というところなのですが、これから2020年の診療報酬改定に向けて、この中央社会保険医療協議会、こちらのほうで協議がされることになっておりますので、そちらのほうを見守っていきたいというふうに思います。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  意見書第2号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○議長(岩城桂子君) 起立総員であります。  よって、意見書第2号は原案のとおり可決されました。 △意見書第3号 主要作物種子法の復活を求める意見書について ○議長(岩城桂子君) 日程第28、意見書第3号 主要作物種子法の復活を求める意見書についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  本名洋君。          〔10番 本名 洋君登壇〕 ◆10番(本名洋君) 意見書第3号 主要作物種子法の復活を求める意見書案について、趣旨説明をさせていただきます。  米、麦、大豆の品種改良と安定供給を支え、その公的責任を明確に定めた主要作物種子法が国会での十分な議論のないまま昨年廃止されました。廃止理由は、民間の参入を妨げているとのことですが、種子を公的に守る政策が放棄されることから、さまざまな懸念の声が上がっています。主要作物の種子の安定生産、安定供給に支障が出るのでは、種子開発や品種が他国籍企業に独占されるのではないか。他国籍企業に日本の食料が支配されるのではないか、食料自給率のさらなる低下につながる、食料主権が脅かされる、地域に適した品種やその開発が阻害され、品種の淘汰が進むのでは、私企業による種子の私物化するのでは、遺伝子組み換え作物が広がるのでは等々、さまざまなこういった懸念の声が上がり、公的責任を維持するために党派を超え、県レベルで同趣旨の条例制定や同法復活を国に求める意見書の採択が進んでおります。当三芳町議会でも以下の事項を求め、国への意見書を提案します。 1.食料主権、農業と食の安全を守る観点から「主要作物種子法」の復活もしくは、同趣旨の新たな立法を行うこと。 2.「都道府県が有する種苗の生産に関する知見の民間事業者への提供を促進すること」とした農業競争力強化支援法第8条第4項」を削除すること。  以上、国に上げる意見書案として提案したいと思います。  議員の皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(岩城桂子君) 質疑をお受けいたします。  16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 16番、山口です。  「主要作物種子法の復活」という言葉が使われておりますが、これはここの中にも書かれているように2017年種子法の廃止法案が提出されて可決されて決定されております。これを復活させるということは、ここでの議決を覆すという話になるのか、私自身この法令を復活させるという手続が全然わからないのですが、そこをご説明をお願いします。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) お答えいたします。  意見書案の記の1のほうでも記載しましたように、同法の復活もしくは同趣旨の新たな立法を行うこと。その趣旨としては、同様の法律を復活するということで、必ずしも同じ法律をそのままの状態でもとに戻せという、そのような意味ではありません。同様の趣旨の法律をまた新たに制定する。内容としては、そのもとからあったその主要作物種子法と同じような内容で復活していただきたいという、そういう趣旨です。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 16番、山口です。  新たな同様趣旨の法律の制定を求めるというのであれば意味はわかります。だけれども、あくまでもこのタイトル見ても、「復活を求める」となっています。今私がお伺いしたのは、法律を復活させる。1回廃止になった法律を復活させるという、そういう手続があるのかというのが私の質問です。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) お答えいたします。  私も法律の専門家ではないので、そこまでは詳しくはわかりませんけれども、意見書のタイトルとしては、非常にわかりやすくするためにこのような意見書案ということで提案させていただきました。意見書案の説明のところでも、他自治体でも復活を求める意見書が採択されておりますので、そこにも合わせるという意味もありまして、この「復活を求める意見書」という言葉を使わせていただきました。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 16番、山口です。  ほかの自治体でどうしたのかは我々関係ない話で、我々三芳町議会として意見書を出すのであれば、この復活ということが手続上できるのかどうか、議会として出すので、一般人ではないので、わかりやすいとかわかりにくいではなくて、手続的にこれが正当性があるものなのかどうか。それはやっぱり議会人としてちゃんと確認しながらこういう意見書は出すべきだと思うのですが、ちょっと今の提案者のご答弁だとそこが曖昧というか、実際にはわからないという話だと、ちょっとこれを出すというのは問題多いと思いますが、その辺はどうお考えですか。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) 本名です。  この主要作物種子法の復活を求めるということについては、これは昨年国会でも野党6党の共同提案で、復活を求める法案というのが提案されております。国会でもそのような形でやられているので、手続上は問題ないのだと私は理解しております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 14番、内藤です。  この主要農作物種子法というのが昭和27年、1952年に制定されたその理由というところがすごく大事なのかなと思うのですが、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) お答えいたします。  1952年に制定された当時は、食糧難の時代であったと思われます。そのような趣旨から、安定的に主食になるような米であるとか麦であるとか、国民に提供されるように、そのような趣旨で法が制定されたと思います。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  昭和27年の状況と、では現在の状況というのは同じ状況なのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) 本名です。  お答えいたします。確かに制定当時の目的と現在は変わっているのは、それは事実だと思います。ただし、その役割としては、米や麦、大豆の品種改良をしながら、その種子を公的な責任において農業者に提供する、その公的な役割を定めたものであって、当時の制定理由とは状況が違ってはいても、役割としては、いまだにその重要性は全く失われていないものと、そのように考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 14番、内藤です。  今、日本のお米が大変おいしいということで、いろんなところで、外国でも高く取引されているというようなことで、こぞって日本米を買われる方もいらっしゃるということなのですが、こういう米は、必ず国の検査機関、都道府県です。検査機関がつくったものではないとだめだということは、例えば民間企業に門戸を開くとか、そういうことというのは、絶対やってはいけないことなのでしょうか。私は、民間企業、例えば野菜の種なんかは、ここに入っておりません。日本の野菜はすごく評価が高くて、もちろんそれは種の評価も高いと思います。日本の野菜の種というのですか、種とか苗が大変世界中でもシェアが大変大きくなっているということで、もしかすると日本のお米であっても、そうやって世界に出ていけるという可能性もあるのではないかというふうに思うのです。そういうところをどういうふうに、全部国だけというふうにするのはどうなのかなというふうにも思っているのですが、いかがでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) お答えいたします。  確かに日本のお米は、価格的には国際競争力、非常に劣るものですけれども、品質、食味等から言えば、外国に十分通用するものであります。だから、全く民間がだめだという、そういうことではなく、現状であっても、例えば民間企業が生産している種もみ等もありますので、それは民間、完全に否定するわけではありませんけれども、公的な責任をそれは維持しながらの連携が必要だと、そのように思います。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 内藤です。  この法律の廃止のときに、廃止法案に附帯事項が4項目つけられております。その中の1点目に、将来にわたって主要農作物の優良な品質の種子の流通を確保するため、種苗法に基づき主要農作物の種子の生産等について適切な基準を定め運用すると、こういうふうに附帯決議でもつけております。民間がつくっても同じように品質のよいものがつくれるようにということで、附帯決議はつけられております。そういうことで、懸念されたことについての附帯決議4項目ということで伺っておりますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) お答えいたします。  確かに附帯決議はつきましたけれども、あくまで附帯決議であって、そこには法的拘束力はありません。あくまで努力義務の部分であると思います。ですから、附帯決議に全く意味はないとは言いませんけれども、やはり法的なところでしっかり守っていくべきものと考えます。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。  9番、井田和宏君。 ◆9番(井田和宏君) 9番、井田です。  提出者が懸念をされるのは、民間の企業がこの種子、種等を取り扱うことに懸念を抱いているという理解でよろしいでしょうか。私自身もこういった種の重要性というのは重々わかっているつもりでございますが、民間企業が入ってくることが一番の懸念という理解でよろしいでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) 本名です。  お答えいたします。民間が必ずしも悪いということではなく、意見書案の2番で記載させていただきました農業競争力強化支援法というのがありますけれども、ここにも書かれていますように、都道府県が有する種苗の生産に関する知見の民間業者への提供を促進するということになっております。要するに民間に対して提供促進するというふうになっている。つまり、民間の積極的な参入を促すものであるというふうに捉えています。やはり主要な作物でありますから、公的責任を維持していくべきであり、民間がだめということではありませんけれども、そこら辺は、慎重に行っていくべきものと考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 9番、井田和宏君。 ◆9番(井田和宏君) 1986年にこの法律が一部改正をされて、民間の企業が種子事業への参入が可能になったのですけれども、それでも民間の参入は進まなかったという現状があるのですが、この現状はどう捉えているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) お答えいたします。  民間の参入が進まなかったというのは、申しわけございません。主要作物に関してのことでしょうか。それは、この主要作物種子法というものによって都道府県の責任が明確にされて、なかなか民間が参入しにくい状況があったと思います。ただ、それによって、もう少し説明いたしますと、新しい品種をつくるには最低10年、それを広めるにはさらに4年ぐらいの年月が必要です。それは、都道府県がそれをしっかり維持、資金面も含めてしっかり維持しているからこそできることであり、やはり民間がそこに簡単に参入するというのは、やはりなかなか難しいものがあるというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) 9番、井田和宏君。 ◆9番(井田和宏君) 私もそう思っておりまして、民間は少ない品種で広域をカバーをすることをやっぱり考えると思いますし、種を開発するには莫大な予算がかかると思いますと同時に、利益の上がらない事業だというふうにも言われていますので、そこに簡単に民間が参入してくるともなかなか思えない現状もあります。埼玉県の主要農作物種子条例もできましたし、現状のままでも多分民間企業がこの種子事業に参入してくるとも思いづらいのですけれども、むしろこの法律は、日本の農産物を海外に輸出しやすくするためのものではないかという理解もあるのですが、その辺についてはいかがお考えでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) お答えいたします。  国際競争力という点においては、日本の農業は非常に弱い部分があります。それは1番には、先ほども答えましたように、やはり価格的な部分が大きいと思います。ですから、今グローバル社会ですけれども、そこに国際化の壁をハードルを下げると、日本の農業が外へ出ていくことよりも海外の、特に他国籍企業が参入してくるという懸念のほうが大きくなる、そのように考えております。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。  16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 16番、山口です。  最初のページのところの後ろのほうに「食の安全の観点からも私企業に委ねるべきものではありません」というふうに断定されています。これ別な言い方すれば、私企業に委ねた場合は、食の安全が損なわれるというふうに理解できるのですが、そういう断定をしてよろしいのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) お答えいたします。  その部分は非常に懸念されるところでありまして、やはりそれが懸念に終わればいいのですけれども、かなり他国籍企業が参入して、その部分が非常に危惧されるので、ちょっと断定的な表現にはなりましたけれども、私はその危険性が非常に大きいというふうに感じているので、こういうような記載の仕方をさせていただきました。  以上です。
    ○議長(岩城桂子君) 16番、山口正史君。 ◆16番(山口正史君) 山口です。  これは、議会として政府に出すわけです。そのときに、こういう断定をしていいのか。これ出して、場合によっては根拠を示せという話になると思うのです。だから、懸念があるとか危惧するということであればいいのですが、「委ねるべきものではありません」というふうに断定して、こういう文章でいいのかなというのは、ここは提出者は十分に検討されたのでしょうか。 ○議長(岩城桂子君) 本名洋君。 ◆10番(本名洋君) お答えいたします。  そのように検討した上で書かせていただきました。  以上です。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  意見書第3号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立少数〕 ○議長(岩城桂子君) 起立少数であります。  よって、意見書第3号は否決されました。 △意見書第4号 国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書について ○議長(岩城桂子君) 日程第29、意見書第4号 国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。  吉村美津子さん。          〔11番 吉村美津子君登壇〕 ◆11番(吉村美津子君) 意見書第4号 国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書について、趣旨説明をいたします。  皆保険の基礎をなす国民健康保険は、制度スタート当時に比べて加入者層が大きくさま変わりし、無職者や年金生活者などの低所得者の占める割合がふえ、あわせて高齢化に伴う医療費の増大によって、保険税(料)負担が増大しています。組合健保の加入者や共済健保加入者と比べて、同じ収入でもその負担は2倍以上になっています。  今、保険税は高いという声がたくさん聞かれます。この保険税が高い理由の一つとして、国庫支出金を大幅に減らしてきたからであります。過去50%だったのが現在は20%までに引き下がっています。今、市長会でも国庫負担割合を引き上げてほしいという要望をしております。全国知事会も国に対して国庫負担を1兆円の増額を望んでいます。  よって、この皆保険を継続していくために、これ以上住民負担とするのではなくて、国の負担をきちんとしていくということですので、この意見書は政府において、国保税(料)を他の被用者保険並みの負担に引き下げるため、国民健康保険に対して定率の国庫負担の割合を計画的にふやすよう求めていくものです。  市町村も大変であります。そして、先ほど言いましたように、国の負担割合を引き下げていますので、やっぱり全国知事会が要求している1兆円負担を国のほうでふやせば、そうすれば国保も安定していきますので、その点を皆さんに賛同をお願いしまして、意見書の提出といたします。 ○議長(岩城桂子君) 質疑をお受けいたします。  14番、内藤美佐子さん。 ◆14番(内藤美佐子君) 14番、内藤です。  済みません、文章の中に「全国知事会も国に対して国負担を1兆円の増額を望んでいる」というふうに、これは文章として書かれているのですが、その明確な根拠は、何か文章で出されているだとか、知事会が要望書を出しているだとか、もしそういうものがあるのであれば、いつどの場面で出されたのかお教えいただきたいと思います。 ○議長(岩城桂子君) 吉村美津子さん。 ◆11番(吉村美津子君) 前にも私は申し上げましたけれども、全国知事会が要望書を政府に提出しております。その政府の要望書の提出の中にきちんとそれがうたわれております。昨年度だと思いました。 ○議長(岩城桂子君) ほかにございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 質疑なしと認めます。  質疑を終了いたします。  討論を行います。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 討論を終了いたします。  採決を行います。  意見書第4号について、原案に賛成の諸君の起立を求めます。          〔起立少数〕 ○議長(岩城桂子君) 起立少数であります。  よって、意見書第4号は否決されました。 ○議長(岩城桂子君) お諮りいたします。  ただいま意見書が議決されましたが、その字句等に整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 異議なしと認めます。  よって、字句等の整理は議長に委任することに決定いたしました。 △閉会中の継続審査 ○議長(岩城桂子君) 日程第30、閉会中の継続審査についてを議題といたします。  本件につきましては、議会広報広聴常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則第75条の規定に基づき審査したいとの申し出がありました。審査内容はお手元に配付した写しのとおりです。  お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、閉会中の審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり、閉会中の審査とすることに決定いたしました。 △議員派遣について ○議長(岩城桂子君) 日程第31、議員派遣についてを議題といたします。  会議規則第129条の規定により、お手元に配付いたしました議員派遣についてのとおり議員を派遣したいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩城桂子君) 異議なしと認めます。  よって、議員派遣についてのとおり議員を派遣することに決定いたしました。 △町長挨拶 ○議長(岩城桂子君) 町長より挨拶のため発言を求められております。これを許可いたします。  町長。          〔町長 林 伊佐雄君登壇〕 ◎町長(林伊佐雄君) 平成31年第2回議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員各位には、20日間にわたりまして、平成31年度の各会計予算を初め、多くの案件をご審議いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。会期中、議員各位から賜りましたご意見、ご要望等につきましては、十分検討し、今後の町政運営に生かしてまいりたいと思います。  さて、本年3月31日をもちまして、2年間にわたり町政を支えていただいた武澤副町長が退任されます。これまでのご労苦に深く感謝を申し上げるとともに、今後のご活躍を願ってやみません。どうもありがとうございました。  同じく、本年3月31日をもちまして定年等により14名の職員が退職いたします。中でも細谷税務課長、金井塚生涯学習課長につきましては、特に議員の皆様にお世話になりました。私からも厚く御礼申し上げる次第です。  議員各位におかれましては、今議会終了後、4月末で任期が終了となります。今回勇退される議員におかれましては、町議会の議席を離れられましても、在任中と変わることなく何かとご指導、お力添え賜りますようお願い申し上げます。引き続き議員活動を予定されている皆様方におかれましては、選挙後再び町勢進展のためご尽力いただきますようお願い申し上げます。  さて、本年、平成から新しい御代に変わります。そうした中、4月1日は三芳生誕130年となります。竹間沢村、藤久保村、北永井村、上富村の4つの村が合併し三芳村となりました。現在の町域をそのまま維持している県内町村で最も歴史ある町です。先人の皆様に感謝し、誇りを持って新しい時代の幕明けにて町政運営に尽力してまいります。  結びに、今後も町政に対するご理解、ご協力をお願い申し上げますとともに、皆様方のご健勝を心よりお祈りいたしまして、平成31年第2回三芳町議会定例会の閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △副町長退任挨拶 ○議長(岩城桂子君) 続いて、副町長より退任挨拶の申し出がありましたので、これを許可いたします。  副町長。          〔副町長 武澤安彦君登壇〕 ◎副町長(武澤安彦君) 初めに、本日本会議の場におきまして、私に退任のご挨拶の機会を与えていただきました岩城議長を初め議員の皆様方に感謝を申し上げたいと思います。私は、この3月31日をもちまして副町長の職を辞することになりました。議員の皆様方におかれましては、2年間の間、温かいご指導、ご鞭撻を賜り、厚く御礼申し上げます。副町長として至らぬところがあったかと思いますけれども、何とぞご容赦いただければと思います。  三芳町は、議員の皆様のご支援をいただきながら、林町長のもとさまざまな政策に積極的にチャレンジしております。三芳町は、商業、工業、農業がバランスよく調和した豊かな町だと思います。その上に、歴史ある三芳町には強いきずなで結ばれた多くのすばらしい住民の方々がいらっしゃいます。私は、このような三芳町は、今後も引き続きさらに大きく発展していく、このように確信しております。この三芳町での2年間の経験は、私にとって大きな財産であり、かけがえのない時間でありました。4月からは県に帰任することになりますけれども、県に戻りましても三芳町応援団の一員として微力ながらご支援させていただきたい、このように考えております。  結びに、議員の皆様方のご健勝でのご活躍を祈念いたしますとともに、三芳町の限りない発展を祈念いたしまして、大変簡単ではございますが、私の退任の挨拶とさせていただきます。2年間、大変ありがとうございました。 △閉会の宣告 ○議長(岩城桂子君) 以上で、本会議に付議されました案件は全て終了いたしました。  これをもって、平成31年第2回三芳町議会定例会を閉会いたします。                                      (午後 1時58分)...